2010年8月 8日 (日)

「モワザン」がようやく都心に出店

私がパリに行った時に泊まる貧乏宿は、メトロのCADETという駅のエリアにあります。たまに、隣駅のN.D.DE LORETTEで降りて、駅前のパン屋さんでパンを買ったりもします。「MOISAN」というビオのパン屋さんです。

その「MOISAN」が、恵比寿駅西口改札正面にオープンしました。うれし~い。今まで、心斎橋そごうとか、千葉そごうとか、なぜか都心を避けて出店されていたんです。ビオの小麦粉をフランスから輸入して作るので、ちょっとお値段はお高め。でも、おいしいですよ。

「フランス産小麦は、粉の性質にバラツキがあるため、ブーランジェは大変みたいですよ」と広報の古胡さん。「ビオなので、虫がわきやすくて、鮮度と管理も大変なんです」。つまり、それだけ自然で安全・安心ということですよね。お店の造りもパリっぽくて、恵比寿で乗り換える度に買ってしまいそうです。(kimijima)

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2009年4月10日 (金)

おいしい本屋さんがカフェをオープンします

Cookcoop2本好き&食いしん坊の皆さん。渋谷にある「おいしい本屋さん」、COOKCOOP(クックコープ)をご存知ですか? なぜおいしいかというと、店内を素敵に彩る本たちは、なんと、みーんな食にまつわるものなのです。すぐに役立つレシピ本から直輸入のレア洋書まで、日々の食を豊かにする本がずらりと並び(もちろん料理通信もありますよん)、なんともまぁ、たまらん空間です。しかも! 香り豊かなスペシャルティコーヒーや、ピエトロ・ロマネンゴのフルッタ・カンディータなど、本当においしい食べ物の取り扱いもあり、心も胃袋もウキウキワクワクする本屋さんなのであります。

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左:明治通りを少し入ったところに、「おいしい本屋さん」はあります。中:ここはフランス?と思うような可愛らしいディスプレイで、試飲用のコーヒーをいただきながら、いつもついつい長居を…。右:『料理通信』2009年4月号で紹介した「ドモーリ」のショコラも販売しています! 

Cookcoop5そんなCOOKCOOPが、この春カフェをオープンすることに。コーヒーと恋愛、じゃなかった、コーヒーと本が共にあればいい、というわけですね。オープンに先駆けた試食会に、ワタナベも参加させていただきました。カフェのスペシャリテは「オープンパイ」とのこと。サーモンを使った北欧風や、スパイスが香るミートソースなど、選択に迷うバリエーションが揃っています(ちなみにパイは、『料理通信』2008年10月号でも紹介した世田谷の人気ブーランジュリー「クピド!」のもの)。パイに添えられた野菜ジュースもとてもおいしくて、体に沁み入りました。

本屋さんがプロデュースするカフェとあって、雑誌の閲覧もでき、『料理通信』も取り扱っていただく予定です。オープンは4月24日(金)、場所はリニューアルオープンする新宿マルイ本館の5Fです。渋谷の「おいしい本屋さん」はもちろん、COOCKCOOPカフェにも是非立ち寄ってみてくださいね。(watanabe)

BOOKSTORE / COOKCOOP
東京都渋谷区渋谷1-11-1
TEL:03-6418-8143
営業時間:11:00~21:00

http://www.cookcoop.com/

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2008年10月25日 (土)

都市と農の距離を縮めて豊かなフードライフを!

フード・アクション・ニッポン シンポジウムも熱かった!

同じ日の18時から、丸ビル1F・マルキューブにてオープニングシンポジウム「おじさん達が真剣に考える都市のFood Action ~都市の食の多様性~」と題したシンポジウムが行われました。
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本誌連載でもお馴染みの服部幸應氏は最近の食事情に対し、食育プログラムが2023年以降、小中学校の教育プログラムに組み込まれることに触れ、「特に都市生活者は核家族化が進み、食文化の伝承が途絶えてしまったんですね」と問題を指摘。
俳優で農業にも携わる永島敏行さん「周りの人にも農業をお奨めしているんです。生きる力が沸いてくるから」と16年続けてきた農業の楽しさを語ってくれました。
「イル ギオットーネ」笹島保弘シェフ「今の若い人はとにかく食が細い。食は生命力に直結しているからとても気になります」
丸の内の環境システム問題にも取り組む赤池氏「生産者と消費者のwin-winの関係を築きたい。丸の内にいる20万人のビジネスマンとエリア内の飲食店に対して啓蒙できたら」と思いを語ります。
農林水産省の末松広行氏「農業は、生産品を販売して利益を得るビジネスである一方、無償で環境に貢献する機能も果たしてきた。いわばずっとCSRをしてきた産業と言ってもよいでしょう。日本の農業の潜在能力を発揮すれば成果が上がるはず。点を面にしていきたい」と熱い意気込みを語ってくださいました。

Photo 最後に永島さんから野菜の苗木のプレゼントが! トリッパ隊は青梗菜とブロッコリーの苗木をいただきました。植物に一番愛情を注いでいるトリヤマが育ててくれることになり、いまから収穫が楽しみです。(sakanishi)

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2008年9月20日 (土)

パリと東京で一ツ星の店を3軒持つシェフの新店

009re 「レストラン タテル ヨシノ 銀座」が、9月9日、銀座4丁目にできた新しいビルPIAS GINZA12階にオープンしました。

東京では稀有な7mの天井高を誇る空間は、一歩足を踏み入れるやいなや、開放感をもたらし、ゆったりした心地にさせてくれます。過密都市東京において何にもまして贅沢! 「ネオ・トラディショナル」のテーマにふさわしく、料理はクラシックにしてライトでモダン。「季節野菜のガルグイユ」「人参をまとったフォワグラのフォンダン トリュフ風味」「黒オリーブをまとったコチのフリット」など、どの皿も、上質な素材に的確な火入れがなされ、軽やかで洗練された味わいでした。芝パークホテルの本店のディレクトール若林英司さんが選んだワインは、ボルドー、ブルゴーニュを中心に400種と圧巻。また、10種類のミネラルウォーターを用意するなど、ビジネスランチの需要にもしっかり対応しています。

「野菜のマセドワヌ」。野菜のデザート仕立てだが、清冽で印象深い味わいだった。↑

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●レストラン タテル ヨシノ 銀座

東京都中央区銀座4-8-10 PIAS GINZA12F
TEL.03-3563-1511
11:30~14:00LO、17:30~21:00LO
日曜および年末年始休
昼4725円~、夜13650円~
メインダイニング58席、個室3室(12席、4席、4席)、バー5席

info_ginza@tateruyoshino.com
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2008年4月 3日 (木)

東京大学カフェ物語

080317_170501_2 いまどきの大学キャンパスに注目なのだ!

本郷付近で打ち合わせをすると目の前には東京大学様が鎮座ましてます。お昼に学食でカレーを食したり、学食ではビールだっていただけるし(酒好きmurata)、木陰でマイナスイオンを浴びながら携帯連絡をしたりと、なぜだか利用頻度の高いキャンパス。

キャンパス内には、スターバックスやドトール、ファミリーマートや銀行もありますな~。

たまたま立ち寄った3/17。
赤門近くの校内になにやら新しいカフェの気配を感じ・・・。
080317_165601表参道にあるLe cafe BERTHOLLETが東京大学内にオープンしたUT cafe BERTHOLLET Rougeのオープンデイでした。なんという偶然!

柳館シェフの姿も発見し、パチリと記念撮影しました。
カフェメニューの充実に加え、北青山の「Restaurant REIMS YANAGIDATE」フレンチのエッセンスが垣間見える料理も気軽に味わえるなんて!

今から、東大受験を目指してみたくなるのだ! 「そりゃ、無謀ね」との編集長の声が空耳で聞こえてきますが……。(murata)

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サンドイッチなどを乗せる木製まな板には、ロゴの焼印。ちなみに使っている木は、東京大学農学部が北海道で栽培した木を使用してるんですって! 


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(UTカフェ ベルトレ・ルージュ)

東京都文京区本郷7-3-1
東京大学大学院 情報学環・福武ホール
TEL03-5841-0211
モダンな店内に、統一感のある意匠をポスターと、テイクアウトのカップやペーパーナプキンなどが素敵なのだ。インパクトとセンスが抜群です。

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2007年9月12日 (水)

代官山に新名所誕生!

デロンギの総合ショップ
「デロンギーズ トーキョー」、9月8日(土)オープン!

Df3 オイルヒーターでお馴染みのイタリア家電ブランド「デロンギ」。シンプルかつスタイリッシュなデザイン、使いやすさを追求した商品の数々は日本でも人気が高く、特に『料理通信』読者にはエスプレッソマシーンが印象的かもしれません。代官山にオープンした「デロンギーズ トーキョー」は、1階がリストランテ、2階は実際に商品を試用できるショールームと、料理教室やプライベートダイニングに活用できるキッチンスペース。デロンギの提案するイタリア流ライフスタイルの総合体感スペースとして楽しめます。イタリア中から選りすぐったオリーブ油やジャム、ペーストなどのオリジナル食材「デロンギ・セレツィ オーネ」も販売。マシーンと食材をゲットしたら、そのまま自宅へ直行! 我が家でイタリア流のフード・ライフスタイルが満喫できます。休日のグルメ探訪に立ち寄ってみてはいかがでしょう。(sakanishi)

Df9デロンギーズ トーキョー
東京都渋谷区猿楽町24-7 代官山プラザ1階、2階
TEL:03-5428-4631
www.delonghi-s.com





●9月7日のオープニングパーティの様子から・・・

Df1Df2写真:左奥)デロンギ・ジャパン株式会社 代表取締役のパトリック・ロエル氏。

左手前)「デロンギーズ トーキョー」の設計士、マニー・スルタン氏(右)は流暢な日本語でショップのコンセプトを説明してくれました。左はコンセプトデザインを担当したダヴィデ・ピッツィゴーニ氏。空間には氏の絵画が随所に飾られている。 




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写真:右奥)2階奥のキッチンスペース。料理教室なども企画中とのこと、今後の展開が楽しみだ。

右手前)2階には実際にエスプレッソマシーンを試せるコーナーもあり、お気に入りを見つけやすい。

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2007年4月26日 (木)

新丸ビルで発見!

「ショコラ×モルト」が一つになったショコラ

4月24日、「新丸ビル」のプレスプレビューが行われました。
「POINT ET LIGNE(ポワンエリーニュ)」(表参道「デュヌラルテ」や吉祥寺「ダンディゾン」と同じ淺野正己シェフプロデュースによるパン屋さん)、「PG Cafe Paris」(ピエール・ガニエールによるカフェ)「イル・カランドリーノ」(イタリアの若手三ツ星シェフによる食材屋さんとレストラン)など興味津々のお店を見て回りました。

「東京にあったらいいな」と思い続けていた大阪のショコラ専門店「パレ ド オール」も出店。「パレ ド オール」の三枝俊介シェフは、今年の「サロン・ド・ショコラ」で話題になったリヨン「ベルナション」出身のショコラティエです。
カフェメニューの充実に、ショコラ・マニアのキミジマはうっとり。ショコラ・ショーが何種類もあるのですね。メニューの中にシングルモルトを発見して、今度はモルト・マニアのオグラがうっとり。『料理通信』2月号以来、「ショコラ×モルト」を提唱している私たちとしては、「ショコラ×モルト」がじわじわと浸透していることに喜びを隠せません。

Newmaru1 三枝シェフに「シングルモルト、置いていらっしゃるんですね」と申し上げたら、なんと「新丸ビル限定でこんな商品を作りました」と見せてくださったのが写真のショコラセット。サントリーの「山崎12年」「山崎18年」「響17年」「響21年」「白州12年」「白州18年」をそれぞれボンボン・ショコラに仕立ててあるのです! 各シングルモルトに合うように、ショコラもビターかミルクかを選んであって、う~ん、これはすばらしい……。

Newmaru2当面、キミジマの手みやげは、これで決まり。ちなみにお値段は2100円です。

[パレ ド オール]
テイスティング ショコラ
新丸の内ビルディング限定です。

新丸ビルは4月27日OPEN!!

2007年 4月 26日 NEW OPEN ! | | トラックバック (1)

2006年4月17日 (月)

IKEA 4.5 MUSEUM in 青山

 世界各国に店舗を構えるスウェーデンのホームファニッシングストア「IKEA(イケア)」がいよいよ日本に上陸。オープンを24日に控え、都内でユニークな展示「4.5 MUSEUM」が行われている。“4.5”とは日本の4畳半のこと。4畳半をイケアの商品でコーディネートしてみよう、という企画だ。

Ikea4_2 イケアは企画から生産までデザイナーがかかわり、徹底的なコストコントロールを行うことで、良質な商品を低価格で提供することに成功した。とかく海外ブランドの家具には「大きい」「高い」というイメージがつきものだが、4畳半をこれほど多様にコーディネートできるのであれば、自分の部屋がたとえ狭かったとしても、実現可能な気になってくる。

Ikea3_1 船橋の直営店には実に多くのショールームが用意されている。“30代男性・独身”や、“小学生の子ども2人と夫婦”といったふうに、その空間に住む具体的な人物像を設定するのはもちろんのこと、日本で展開するに当たり、100世帯以上の家庭をリサーチ。間取りや部屋の広さを理解した上で、商品を使ってコーディネートしているから、訪れた人はそこに等身大の空間を見ることができる。

「4.5 MUSEUM」では外苑前・絵画館前の銀杏並木に面して、14の部屋を展示。「オフィスの部屋」「コックさんの部屋」「カラフルな子供部屋」など、14テーマに沿ってコーディネートされている。「自分の部屋なら・・・」と想像して見て回るのは楽しいもの。なんと言ってもお手頃な値段なので、夢は膨らむばかりだ。(ogura)

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左から「音楽の部屋」「本好きの部屋」「カラフルな子供部屋」(展示は4月30日まで)


Ikea0IKEA船橋(4月24日オープン)
千葉県船橋市浜町2-3-30

www.IKEA.jp

見るだけでも十分楽しい広大なショップ。
ぜひ身軽な格好で行くべし。



■TRIPPA通信+1よりINFORMATION

ITALIAN in the country side>>>
「Ciuppin(チュッピン)」のご紹介(第3弾)をしています。

2006年 4月 17日 NEW OPEN ! | | トラックバック (1)

2006年2月20日 (月)

「ABSOLUT ICEBAR TOKYO」OPEN!

_012 ストックホルムを皮切りに、ロンドン、ミラノでも話題を呼んできた「ABSOLUT ICEBAR」。床も壁もすべて氷でできた-5℃の空間の中で、ウォッカ・カクテルを氷のグラスで飲むというエキサイティングなバーが、ついに東京にもお目見えしました。16日夜に開かれたお披露目の様子を報告すると……。

 受付を済ませると、まず通されるのが「ウォームバー」。温かいこの部屋でカクテルを飲みながら、自分の順番がディスプレイに表示されるのを待ちます。順番が来たら、防寒用ポンチョを着て、いざ-5℃の世界へ。

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こんな防寒ポンチョを着て、-5℃に対抗します
(モデルは広告担当の坂西)。




_028  氷の壁で覆われた空間には、氷のカウンター、氷のテーブル、氷の椅子が。カウンターの向こうに、ロシア人のような毛皮の帽子を被ったバーテンダーが立ち、アブソルートウォッカのカクテルをサービスしてくれます。シルバーに輝くクリスタルな空間それ自体が刺激的で、歓声も挙がれば、アドレナリンも大放出! 氷はすべて、スウェーデンのトネル川から、はるばる運ばれてきているそうです。

 氷漬けになっていたのは15分程度でしたが、さすがに身体の芯まで冷え冷え……。とは言え、寒い中でこそウォッカはおいしいという事実を、身をもって体感したのでした。(kimijima)

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カクテルは3種類。こちらは、アブソルートペッパーをベースに、グーンティーリカーとパイナップルジュースをブレンドした「アブソルート キーストン」。

ABSOLUT ICEBAR TOKYO
東京都港区西麻布4-2-4 The Wall 1F
Phone03-5464-2161




■TRIPPA通信+1よりINFORMATION

PATISSERIE from Paris >>>

今週は、パリの老舗食材店「フォション」の紹介です。

2006年 2月 20日 NEW OPEN ! | | トラックバック (1)

2005年12月12日 (月)

独立開店の新しいかたち「オーレスト」

lunch3  レストランのメニューに“盛り合わせ”という文字があった場合、その一皿を頼むか頼まないかは微妙な決断ですが、久しぶりに大満足の盛り合わせに出会いました。10月にオープンしたばかりの自由が丘のフレンチ「オーレスト」では、ランチのコースの他にランチの盛り合わせがあります。後者は、冷前菜、温前菜、魚、肉と本来なら時系列で味わう料理を、ポーション少なめに、しかし一品にかけるエネルギーはそのまま平面に置き換えたという内容。女性客の多い自由が丘という土地柄を意識した提供法でしょうが、店の味を伝えるに十分の、食べ応えのある盛り合わせでした。

        ある日のランチの盛り合わせ。右手前は豚足と白インゲン豆のキッシュ。
        左の七面鳥のローストは7~8種類の焼き野菜を付け合せに。
        奥のオマール海老のムースには3種のソースを添えて、と一品一品の
        充実度が高い。フォワグラの脂でコクを加えた白ビーツのポタージュ、
        パン、焼き菓子がついて2100円。


 聞けばこのレストラン、成り立ちが面白いのです。料理長の三浦裕司さんと支配人の小垣健治さんは、恵比寿の日仏会館内にあるカフェ・ブラッスリー「レスパス」で働いていました。当時、三浦シェフは「独立は3年後かなぁ」と漠然と考えていましたが、西麻布「き」の店主・髙木桐映さんと出会い、独立への一歩を踏み出すことになります。

 西麻布の「き」といえば、和とも洋ともつかないメニューに、バーのような、でも暗すぎない空間、そしてゆったりとした作務衣姿のプロのサービスが生み出す不思議な居心地の良さが魅力の店です。店主の髙木さんは「き」を始める前、「春秋」「ひらまつ」で数々の店の立ち上げに関わり、経理・総務・財務といった分野での経験も豊富。今でも年300店は未訪の店に足を運び、新たに店を始めようという人にはアドバイスを惜しまない、根っから「店づくり」が好きなんだなぁと思わせる人です。

 その髙木さんが代表を務める「SOHO」という会社で、「才能ある若い人が、自己資金なしで店をもてる仕組みを作ろう」とオープンしたのが「オーレスト」です。どういう仕組みになっているかというと・・・・・・。

chef料理長の三浦裕司さんと
支配人の小垣健治さん。
息もぴったりの30歳です。
 

 独立開店の最大のハードルである初期投資金を当初SOHOが肩代わりし、才能はあるが自己資金のない若い人に店をオープンさせる。当面オーナーはSOHOとなりますが、面白いのが店の立地も内装も店名も価格帯もすべて独立したい本人に任せるという点。「いくら売れるのか、ならば給料はこれ位という風に、最初からリスクもリターンも自分たちにあるという気持ちで店づくりをしてもらいます。三浦君も小垣君もモチベーションが高いから、アイデアも前向きなものばかりで面白い」と髙木さん。

table3                     白一色で統一した内装。
                   クロスをかける、かけないから、
                   ベンチシートの背もたれの高さまで
                   2人で考え抜いた空間。

 一方、「“知っていれば”お金をかけずにできることがたくさんある」内装工事に関しては、まず本人たちとデザイナーとでイメージを膨らませ、髙木さんがこれまで培ったノウハウから、より効果的な予算の生かし方を提案する。またオーナーシェフにとって日々の負担となる経理業務はSOHOで請け負う、という風に、人と人とを有機的に結びつけることで資金力、経営能力が未熟な若い料理人、サービス人の独立をバックアップしていこうという仕組みです。
「ゆくゆくはSOHOから独立を目指す料理人同士の、業種を越えた交流が生まれるといい」と髙木さんの夢は膨らみます。
 ディナーへの期待を高める盛り合わせに、予定より早く独立へと歩き出した2人の今後を追う楽しみが加わりました。(sone)

doorO RESTO(オーレスト)
東京都目黒区自由が丘2-8-21●Phone03-3718-6436●11:30~14:30LO 18:00~21:00LO●月曜休●昼2100円、3150円 夜4725円~、アラカルトなし



東京都港区西麻布4-10-1 ラポート西麻布3F●Phone03-5778-4644●18:00~24:00LO●日曜、祝日休

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