イタリア版 村の料理、おばあちゃんの味
■『料理通信』2013年3月号「続・シェフの『手仕事』いただきます」は、お楽しみいただいていますか? 第一弾の2012年3月号はおかげさまで完売御礼(欲しい方、すみません!)。今月号も読者の皆さんが様々なレシピにチャレンジしてくださり、うれしい限りです。
さて、第二特集は「イタリア版~村の料理、おばあちゃんの味」をお届けしています。シェフたちがイタリア修業時代に、地元のおばあちゃんから習った料理や、賄い飯のレシピを教わりました。メニュー名を見るだけで、あたたかな湯気やふっくらとしたおばあちゃんの手が頭を駆け巡ります。そして、イタリアの田舎に旅に出たくなってしまうから困りもの。
と、いうことで……こちらで皆さんにメニューをご紹介してみます。
どんな料理か、どんな状況で出会ったレシピか、想像力で楽しんでくださいね。さあ、どうぞ。
「イカロ ミヤモト」宮本義隆シェフ
・ モエナ山中にある、シェフの山小屋で食べた「ポレンタ」
・ ソラガ町に住む、クラウディア母さんの「カネデルリ」
・ マントヴァ町の修業先シェフが賄いに作った「リゾット・アッラ・ピロータ」
「インカント」小池教之シェフ
・ アルベロベッロ村のおばあちゃん家でご馳走になった「ファーヴェ・エ・チーマ・ディ・ラーパ」
・ フリウリを行脚中、立ち寄ったウディネ村でおばあちゃんに習った「ヨータ」
・ カンパーニャ州境、ヴァッレ・サッカルダ村の修業先に伝わるグランマの味「豚グリル パプリカ、唐辛子添え モストコットがけ」
「オステリア イル・カント・デル・マッジョ」田村崇シェフ
・ ペンナ村のおばあちゃんたちが誇るソウルフード「レバーペーストのクロスティーノ」
・ ペンナ村の家庭で誰もが作る定番料理「サルシッチャ&白いんげん豆のトマト煮込み」
・ ペンナ村の修業先のローズィー奥さんのまかない「パッパ アル ポモドーロ」
「トラットリア・アルソード」村上茂シェフ
・ モンザ町の菓子職人宅で見つけた「パスタ・パスティッチャータ」
・ パルマ町の生ハム工場見学の際に出会った「ニョッコフリットと生ハムの盛り合わせ」
・ フェラーラ町の古いレストランで、厨房に入って聞き出した「カペラッチフェラレージ」
「タランテッラ・ダ・ルイジ」寺床雄一シェフ
・ ナポリ市の丘の上の下宿先、ローザ母さんの得意料理「オ・ヴェズーヴィオ」
・ ローザ母さんの休日の味「サルトゥ・ディ・リーゾ」
・ ローザ母さんが作るお祝い料理「カサティエッロ」
「タロス」馬場圭太郎シェフ
・ ビッティ村出身の友人宅で食べた「羊のボイル」
・ オリエーナの山奥レストランで食べた「パーネフラッタウ」
・ バウネーイ村でおばあちゃんたちがせっせと作っていた「クルルジョニス」
ほらね、おばあちゃんの味に出会いに、旅に出たくなりませんか?
各料理のレシピを『料理通信』2013年3月号で紹介しています。旅に出られない方は、ご自宅のキッチンで“おばあちゃんの味”の旅を!(asai)
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