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2013年2月22日 (金)

Go to theTheatre!~その3

蜷川さんは、滑らか、つるつるが嫌い?

といっても、食べ物のことではありません。
日本で最も高名な演出家、というより世界的に有名な演出家といえばこの方、蜷川幸雄さんですが、嗜好が(お仕事以外も?)なんと言いますか、とんがっていらっしゃる。
その時々のご本人の欲求、といっても極めてドデカイ、存外世界視野の欲望だったりするようですが、そこに忠実に演出(生きて)していらっしゃるよう。

そして作品はまとめ上げない、きれいに整えない、表面のギザギザやザラザラ、穴あきだって時に繕うことをしません。出来が良いとは言えない場合もお見受けします。それなのに圧倒的にその場(空間)をねじ伏せる芯のエネルギーに、観客はやられちゃうんでしょうか。まあ細かいことはどうでもよくなっちゃうのです。

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ここ数年、彼は年間10本程度の演出をされていらっしゃいます。売れている演出家でも年3本程度が普通というなか際立って多い!しかも77歳!!
先日、蜷川版『祈りと怪物』がありましたが、1か月ほど前に『トロイアの女』が上演されたばかりです。しかもその『トロイアの女』、年末年始はイスラエル公演だったそう。『祈りと怪物』初日も近い中で海外公演に出発とは、さすが自らを「疾走するジジイ!」というだけあります。

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今回の『祈りと怪物』も、「この登場人物にこのキャスト?」的な疑問や、「また雨降らし?」「天井から何か落とす?」という常套手段は多々あれど、蜷川色に染め上げられたケラさん(=この本の作家)ワールドに、ふ~ん、これもありかと……帰途につきました。

そんな蜷川さん、埼玉ネクストシアター『オイディプス王』稽古中の1月24日、演出を助手に託して狭心症手術のため入院。既に退院され順調に回復されているようですが、じき『ヘンリーⅣ』の稽古のはず、きっと何食わぬ顔で「おれは不死身なんだよ!」とか言って出てきそうです。肉体はぼろぼろでも精神はダイ・ハードってところでしょうか。

そんな蜷川さん、退院されてまず何を召し上がったのでしょう。まさか、ご出身地埼玉の堅焼煎餅じゃあないでしょうね。う~ん、まさにダイ・ハード!!(kaz)

注:写真は黄色チラシのみケラバージョン『祈りと怪物』。他は蜷川さん演出もの。

2013年 2月 22日 トリッパ隊のつぶやき |

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