カレーは、ツマミです。
■専門店で食べるカレーはもちろん大好きだけど、さらにテンションが上がるのは、酒場で食べるカレー。炭水化物は酒で採れ!がモットーの加納ですが、メニューにカレーの表記を見つけると、酔っぱらった勢いでついついオーダーしてしまいます。
吉祥寺の「にほん酒や」(『料理通信』2012年6月号「発酵VSスパイス」に登場!)にある“にほん酒やのカレー”もそのひとつ。基本、その日の気分や仕入れ状態で材料を決めるらしく、料理に面白い食材を数多く取り入れるにほん酒やさんならではのアイデアが、カレーに凝縮されているのです。写真は、去年の11月に食べたカレー。この日は、スルメイカとジャガイモとトマトがたっぷり入っていて、控えめな辛さがぬる燗にちょうどいいあんばいでした♪
ただし!この店のカレーには、ひとつだけ問題点があります。それは、絶妙なスパイス配合と、酒場特有のごった煮感が引き寄せるまさかの食欲・呑み欲回復で血中アルコール濃度が綺麗にリセットされ、〆で頼んだはずなのに、また呑み直してしまうということ(ちなみにこの日はカレーの後に2本熱燗を頼み、結局ラーメンで〆て帰りました)。あー、恐ろしや、恐ろしや。
ちなみに本日は、鶏挽肉とたっぷりのチーズを煮込んでパクチーとミントを効かせた“さわやかホワイトカレー”だそうです。お近くの方はぜひお立ち寄りあれ(予約で満席のことが多いので、行く前に電話確認することをお勧めします)。(kano)