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2013年1月31日 (木)

Go to the theatre! ―その2

アップのちから、ライブのちから。

アカデミー賞の前評判が高い中、映画「レ・ミゼラブル」を観ました。ミュージカル嫌いの私でも愛してやまない作品、舞台は東宝版の初演から何度となく、あまたのキャストで観ていますが、この映画版、う~ん、確かに見応えあり、です。

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まず、特筆すべきはアン・ハサウェイのファンテーヌ役でしょう。素晴らしすぎて私の中のこれまでのファンテーヌを払拭です!「俳優の歌唱」を前面に押し出した監督の演出も良かったのでしょうが、それに応えた確かな力量を称えずにはいられません。その表情やたたずまいを、アップでカメラが長まわしの迫力、涙で映像も濡れちゃいます。

もちろんバルジャン役のヒュー・ジャックマンも良いです。すごいですよね~、世界のトップ俳優たちってみんな歌えるんですね~。国内だとまだまだって気がしますもの。彼の劇中ライブも泣けました!ただ・・・私のバルジャンではない。偏見ですが、なんというか色気は欲しくない。

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そしてジャベール!ラッセル・クロウ、好きです(←特にLAコンフィデンシャル!)。これも悪くはないのでしょう。でも、ジャベールじゃあないっ!どうしても軟派な感じが否めない。とことん硬質、堅いからこその脆さが欲しいって思います。未だ私のジャベールは鹿賀丈史さん。東宝初演時、演出のジョン・ケアードをして「カガのジャべールは世界一!」と言わせたと聞きます。バルジャンも演じているのに、多くのファン、そしてご本人もなぜかジャベール好きなんですね。

しかしながら、最も残念なのはこのお話のもう一つの流れの方。革命が、民衆が、全体的に今一つ二つです。劇中のバリケードのちゃっちいこと、意味ないじゃん!つーくらいの情けなさです。ここはむしろ舞台のほうが演出で魅せてくれる。未見の方、今年東宝さんが再演しますから是非見比べてみてください。

写真は映画パンフのほか、東宝の2000回記念公演時パンフ、何十年も前にNYで購入したブロードウェイキャスト版ライブCDなど。(kaz)


※『料理通信』は食の雑誌ですが、連載「クリエイター・インタビュー」では、俳優や映画監督の方々にもご登場いただいているのをご存じですか? 俳優の内野聖陽さん( 2011年2月号 )や原田知世さん( 2012年2月号 )、映画監督の中村議洋さん( 2010年9月号 )など。どうぞご覧になってくださいね。

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2013年1月30日 (水)

残すところ、あと1日

写真展「アル日ノソラ」

おはようございます、編集のイトウです。
平日のみ「毎日更新」のはずの当ブログですが月曜、火曜と滞っており申し訳ございません。深刻な理由は何もございません。ただのさぼりでございます。今後も頻発する可能性大なので、期待せずにアクセスしてください。

さて、今回の私のブログは、前回ご案内した杉浦敏男氏(連載「世界に伝えたい日本の老舗」カメラマン)の写真展の話題を。

早いもので、写真展も残すところあと1日となりました。先日お邪魔したところ、一杯ずつ丁寧にハンドドリップで入れてくださる珈琲がとてもおいしく、久々に静かなひと時を過ごしました。青山通りから一本入ったビルの2階。打ち合わせにもぴったりです。みなさんも是非、足を運んでみてください。

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2013年1月25日 (金)

冬は、BBQでおもてなし

先日、真冬のBBQを堪能してきました。
クラフトビール好きで賑わう某ビアバルで、持っていた肉焼きレッスン(2013年1月)号 をきっかけに会話が弾み、アメリカ人トムさんと意気投合。
外資系企業の代表として日本に駐在するトムさんの自慢は、BBQ料理。自国アメリカのみならず、モロッコ、香港など、駐在した様々な土地の食文化に触れて、BBQの腕を磨いてきたのだそう。
「今度、BBQをやるから来なさい!!」 のどが鳴るお誘いを断るわけありません!営業企画・鈴木ファミリーとともに、ワイン片手に警備員が並び立つ南麻布の閑静な?厳重な?住宅街へと向かったのでした。

出迎えてくれた素敵なテーブルセットの前で、もちろんクラフトで乾杯!

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到着したときにちょうど焼き上がったチキンもビールをたっぷり浴びていました。アメリカではBBQシーンによく登場するBeerCanChicken。(つまりビール缶チキン、調べてみると、Beer Butt(お尻) Chickenとも。調理される前の露わなお姿の通り命名されています。)

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開栓したビール缶を詰めた状態でグリル。熱で缶から飛び出したビールが肉質を柔らかくジューシーに仕上げるのだそう。オススメのベークドアップルとともにいただくとまた違った味わいを楽しめます。
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ターキーはクランベリーソースと合わせた粒マスタードと。シュリンプ、ラムチョップ、ベイクドポテトに、ベイクドパイナップル、甘く香ばしく焼かれたパプリカやアスパラ・・・秘伝スパイスミックスも披露してくれました。

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「築地の鮨屋で教わったんだ!」と、まぐろの赤身を炙り始めたトムさん。あれ、よくみたら、エプロンに「ベアードブルーイング」の文字が・・どこでゲットしたんでしょう?

「BBQの醍醐味は、とにかくいろんな味を少しずつ、皆で愉しめること。ゲストがそれぞれにお気に入りの味を見つけてくれれば、それが僕の幸せ!!」と1年中BBQでゲストをもてなすトムさんは、ニッコリ。

次のBBQは、「日本酒とのペアリング」をテーマにするのだそう。「奈良の酒蔵に、お気に入りのSparkling Sakeがあるんだよ!」と。 日本人顔負けです。
 
 灼熱の太陽のもと汗をかきながら味わうBBQも好きですが、ゆったりのんびり、ベランダで焼いてはリビングでわいわい食べて飲んで・・また焼いて。。も素敵です。体も心も温まる冬のBBQの愉しみ方に触発された休日でした。 というわけで、、うちのベランダでできるおもてなしを思案中です。(suga)
2012年1月号"満席の「ビアバル」とクラフトビール。"は コチラ
2012年9月号2特BBQ特集は コチラ

2013年 1月 25日 ある日の1ショット | | トラックバック (0)

2013年1月24日 (木)

愛媛のお宝食材?松山あげで一献

肉特集(2013年1月号)以来(それ以前からという指摘もありますが)、思い切り肉食に偏りがちな献立を反省し、草食系に戻すべく、頭を悩ませながらスーパーをうろうろしていたら、「松山あげ」なるものに遭遇。伊予名産とあります。そのお宝食材然とした佇まい、豪胆な栃尾揚げの横に楚々として並ぶ、ふわふわ&サクサクでドライなビジュアルに魅かれ、購入しました。
「松山あげ」初デビューですので、まずはネットで下調べ。どうやら「干し豆腐揚げ」と呼ばれる類で、よく脱水した豆腐をじっくり揚げて、カラカラに水分を飛ばしたもののよう。油抜き不要、だしをよく吸い、トロトロの食感に変わって美味とのこと。ならば、と冷蔵庫をゴソゴソ。おお、丁度よさそうなのがいました。水菜で1品、速攻つまみ!お燗酒を用意している間にできちゃいます。

●水菜と松山揚げの炒め煮

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ゴマ油……1たらし
水菜……1/2袋(3、4束)
松山揚げ(バラ)……1つかみ
酒、淡口醤油……各適量
花かつおパック……1袋


(作り方)
1. フライパンにゴマ油を引き、中火に熱し、ざく切りにした水菜を炒める
2. しんなり、水気が出てきたら、酒、淡口醤油を回しかけ、火を止める。
3. 松山揚げ、花かつおを豪快に投入。汁気を吸わせるように合わせ混ぜる。

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これでもか、というくらいの花かつおを加えるのがおいしく仕上げるポイントです。ってこれ、神戸に住んでた頃、友達のお母さんが当たり前のように作ってくれたおばんざいの1つで、普通の油揚げを松山あげに変えただけ(失礼!)。でもこれが大正解でした!味もよく絡んで、このほうが美味! お酒は愛媛のがなかったので、取り急ぎ西つながりで広島「美和桜」。肩肘張らない晩酌タイムとなりました。
松山あげ、いいですねえ。引き続き研究に勤しもうと思います。どなたかいい使い方があれば教えてください!(hayashi)

2013年 1月 24日 ビール、ワイン、日本酒などお酒 | | トラックバック (0)

2013年1月23日 (水)

1月の忘れもの

気がつけば、あっというまに1月下旬。そういえば、編集長キミジマ&編集オグラは、さっきサロン・デュ・ショコラのオープニングイベントに出かけていったな~(※この原稿を書いたのは1月22日の夜)と思いつつ、ふと販売アサイのキャビネットに目をやると――あかん、うちら、完璧に忘れとるで。

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チバ持ち出しのもち、アサイ持ち出しのあんこが、すっかり表舞台から遠のいている…。
ほんの数週間前の正月には、あんなにみんなにちやほやされていたはずなのに(涙)。 
ここはひとつ、もち&あんこに新たな光を当てなければ!
「マリー・あんこワネット」の異名を持つ編集長も、この状況をさぞお嘆きに違いない!

そこでワタクシ、勝手に“新宿御苑甘味堂”を限定オープンしようかと企んでおります(あ、この原稿でネタばれか?)。期日は24日、それはすなわち、次号3月号の校了日。編集部のスタッフの“疲れた=糖分ほしい!”指数がMAXになる日。
編集部をとろけさせる、もしくは癒してくれるおいしい「おしるこ」の極意をご存じの方、ぜひ情報のご提供を!(chiba)

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2013年1月22日 (火)

世界のミキちゃん。

『料理通信』2月号、「コーヒーとスイーツ」はもうご覧いただけましたでしょうか。
年末進行が遠い昔のことのように感じられますが、まだまだ絶賛発売中です。

その中から、今日は、コーヒーとスイーツの共通テーマ、「コンテスト」と「女子の活躍」について。

WBC=ワールドバリスタチャンピオンシップ、つまりバリスタの世界選手権で、2年連続日本代表として出場しているのが、「丸山珈琲」の鈴木樹(みき)さん。「ミキちゃん」と、つい呼んでしまいたくなるほど、かわいらしい女の子です。いや、“女性”と言った方がいいですね。

2012年のWBCでは、堂々の4位。でも皆さんには、WBCがどんな選手権なのか、あまり想像がつかないですよね。というわけで、今日はファイナルのミキちゃんのパフォーマンスをご紹介しましょう。

昨年秋にできた「丸山珈琲」尾山台店にほど近いセミナールームでは、不定期でフリーカッピングが行われています。鈴木さん、いや、ミキちゃんがレクチャーしてくれることもあるようなので、スケジュールをこまめにチェックしてみてください。

"Please enjoy!!"




>>>今回のおまけ動画:

北欧はオスロのロースター「Tim Wendelboe」から、チャンピオンシップを目指す、もう一人のTimこと、Tim VarneyのおちゃめなVimeoです。The Mentorとして登場するのは、今回、誌面でもご紹介したTim Wendelboe。彼については、また次回に。
おっと、そろそろ時間ですね。"Time!" (ogura)

The craft from Inkognito as on Vimeo.

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2013年1月18日 (金)

読んでうっとり 関西食文化

どうも、編集部の亀山です。
 元来食いしん坊なもので、愛読書もやっぱり食にまつわるものが多いのですが、中でも白眉がこちら。大阪出身の田辺聖子さん!
 特にこの2冊。『春情蛸の足』(講談社文庫)、『無芸大食』(ポプラ文庫)。
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田辺さんは、人生の酸いも辛いも、ユーモアをもって情感豊かに描き出すことにかけて並ぶ人のいないほど上手だなあ、と思うのですが、食の情景がまた、いいんです。
「~その女は昼どきの店内の喧騒からうどんの鉢を守るように抱え、うどんのひとすじをいとおしむようにすする。やわらかな、まったりとした奥ゆきぶかい薄味のおつゆを、どんぶりを傾けて心ゆくまで飲み干す」(『春情蛸の足』所収「慕情きつねうどん」より)
 もう、ここを読んだだけで、ふわっとしたかつおの香りや、もちっとしたうどんの歯応えがありありと思い出され、しみじみと幸せな気持ちになります。
うどんを、1本ではなく、ひとすじと数えるところも、またよし。こう、なんといいますか、豊かさを感じます。田辺聖子さんが登場人物に喋らせる言葉も、昔の関西弁なのでしょうか、柔らかく、ふくよかで、ふだん自分が使っている東京弁がきつく、味気ないものに感じられます。
 さてさて、この2冊。最近読み返したのは訳がありまして……。
亀山担当の「何でもテイスティング」のテーマが「お好みソース」なのです!
 今回揃えたのは、広島、兵庫、大阪のほか、栃木のソースメーカーが作るもの、東京人ならお馴染みのブルドックが果敢にも挑んだものなど、17種。ソースといえばの洋食、というわけで、洋食のお料理人さんと、「なぜかお好み焼き屋さんがうちのワインを置いてくれることが多いんです」という自然派ワインインポーターさん(大阪生まれ、兵庫育ち)。
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 さあ、お二人のお気に入りは?(今回は久々の大穴が出ましたよ!)
 次号をどうぞ、お楽しみに♪ (亀山)

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2013年1月17日 (木)

今年はパワースポットに行くべし。

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60数年毎に遷宮が行われる出雲大社と20年毎に遷宮が行われる伊勢神宮。2013年はなんと同時に遷宮を迎えます。出雲大社の遷宮は、おおよそ60年なので同じ年に遷宮というのは大変希なことだそうです。そして約5125年のマヤ長期暦が新年を迎えました。

なんだかラッキーな感じが満載。

出雲大社や伊勢神宮のみならず、とにかく身近なところでも、パワースポットを訪れると、運気の向上につながるのだとか。信じるものは・・・です。パワースポットと言われる場所から幸運パワーを自分の中に充電!!

景気の「気」は気持ちの「気」。みんなで運気を向上させて、日本経済を民衆の気持ちから立て直しちゃうっていうのはどうでしょう!(toriyama)

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三重伊勢神宮:冬至の頃 宇治橋の鳥居の中から太陽が登ります

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和歌山高野山:高野山は2015年に開創1200年を迎えます
『料理通信』2012年4月号 食の文化遺産巡り「和歌山」取材の際の1枚)

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2013年1月16日 (水)

カレーは、ツマミです。

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専門店で食べるカレーはもちろん大好きだけど、さらにテンションが上がるのは、酒場で食べるカレー。炭水化物は酒で採れ!がモットーの加納ですが、メニューにカレーの表記を見つけると、酔っぱらった勢いでついついオーダーしてしまいます。

吉祥寺の「にほん酒や」(『料理通信』2012年6月号「発酵VSスパイス」に登場!)にある“にほん酒やのカレー”もそのひとつ。基本、その日の気分や仕入れ状態で材料を決めるらしく、料理に面白い食材を数多く取り入れるにほん酒やさんならではのアイデアが、カレーに凝縮されているのです。写真は、去年の11月に食べたカレー。この日は、スルメイカとジャガイモとトマトがたっぷり入っていて、控えめな辛さがぬる燗にちょうどいいあんばいでした♪

ただし!この店のカレーには、ひとつだけ問題点があります。それは、絶妙なスパイス配合と、酒場特有のごった煮感が引き寄せるまさかの食欲・呑み欲回復で血中アルコール濃度が綺麗にリセットされ、〆で頼んだはずなのに、また呑み直してしまうということ(ちなみにこの日はカレーの後に2本熱燗を頼み、結局ラーメンで〆て帰りました)。あー、恐ろしや、恐ろしや。

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ちなみに本日は、鶏挽肉とたっぷりのチーズを煮込んでパクチーとミントを効かせた“さわやかホワイトカレー”だそうです。お近くの方はぜひお立ち寄りあれ(予約で満席のことが多いので、行く前に電話確認することをお勧めします)。(kano)

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2013年1月15日 (火)

〆切迫る!

「全国お宝食材コンテスト」の応募締切がいよいよあと1週間となりました! 今年で本コンテストも4回目。今週がエントリーのピークになりそうです。応募用紙だけでは足りず、PR用のチラシや新聞記事、はたまた推薦状など多くの熱き想いが事務局に届いてきています。

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日記をご覧下さっている皆さまへ、改めてお願いです。

皆さま、しばしご自分の周りのものを見渡してみてください。そういえばずーーーっと使い続けているなという調味料や、季節になると必ず取り寄せてしまう果物や野菜、これを差し上げるとみんなに喜ばれるんだよな~という贈り物の品々。実家に必ず買い置きしてあった食材。旅先で出会った地元ならではの一品。

もっと多くの人に知ってほしい!
この生産者が素晴らしい!
この人を応援したい!

そんな気持ちが、我らがお宝食材を支えています。そうした皆さまからのエントリーが、これまで多くの「お宝食材」の発掘につながりました。また、生産者ご自身からの「もっと知ってほしい」という熱き思いから、すばらしい食材に出会えることも多々。


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そういえば……とお気づきのものがありましたら、どうぞ迷わず、エントリーをしてください! WEBのエントリーフォームからもご応募いただけます。皆さまからのお薦め食材を、スタッフ一同楽しみにお待ちしております。(asai)

詳細&エントリーはコチラから
http://r-tsushin.com/shokuzai/

※自薦他薦は問いません! 何品応募していただいてもOKです。
※生産方法など細かな点が分からなくても、編集部で電話取材をするので大丈夫です。

2013年 1月 15日 全国お宝食材コンテスト | | トラックバック (0)

2013年1月11日 (金)

1月11日 鏡開き

初めまして。経理担当のマツムラです。

日本の年中行事には食がつきもの。節分の恵方まき、雛祭りのあられ、端午の節句のちまき、重陽の節句の酒、冬至のかぼちゃ。そうそう、毎月1日には必ずお赤飯をいただいているという女性にお会いした時は、ことのほか魅かれました。そして、ことのほか美しい。

ゆったりとしつつも慌ただしかった正月が過ぎ、早くもひとつの節目を迎えます。
本日は「鏡開き」。

「季」と「節」を生活のリズムとして取り込んでいる日本に、最近、とみにいとおしさを感じている私としては儀式をちゃんと全うしなければならないのです。

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が、でも、今年のこれは!!どうしても……開けない。(matsumura)

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2013年1月10日 (木)

きのうは、「老舗」の取材……

そして、ひっそりと写真展のご案内

どうも、編集のイトウです(営業・鈴木のマネです)。昨日は、来月号の連載「世界に伝えたい日本の老舗」の取材でした。写真は毎回、鬼気迫る勢いで被写体と向き合う杉浦敏男カメラマン。今月号のおだんごにも、もの凄い勢いで向かい合っていらっしゃいました。

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その杉浦さんの写真展が、渋谷の「ウィリアム モリス 珈琲&ギャラリー」で1月31日(火)までひっそりと開催中です。テーマは内緒。行ってみてのお楽しみということで。ただし、いつもとは違ったテイストをご覧いただけるのではないかと思います。青山・こどもの城あたりに出没予定の方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。

「ウィリアム モリス 珈琲&ギャラリー
東京都渋谷区渋谷1-6-4 The Neat青山2F
電話03-5466-3717
営業時間11:30~19:00 
日曜、月曜、第3土曜休み
※カフェなので入場料はありませんが、飲み物をご注文ください。

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2013年1月 9日 (水)

今年の目標

どうも、営業企画のスズキです。
あけましておめでとうございます。

年が明けて、はや1月9日。
本日はひとつ、今年のわたくしの今年の目標でもいかがかな、と思いまして、
ブログをしたためさせていただきます。

それは・・・、アメリカ出張を実現すること!でございます。

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昨年、『料理通信』11月号アメリカ特集に関わっていたにも関わらず、
実は北米本土に踏み入れたことが無く・・・(;_;)、
後ろめたい気持ちで悶々としておりました。
このアメリカ特集号の情報を今一度頭にブチ込んで、
今年こそは北米上陸しこの目でアメリカの今を確かめる!!と、目論んでいる次第です。

そこで、その願掛け、ってことでもないのですが、
わたくし、今年はアメリカントラッド風着こなしで営業していくことに決めました(顔は韓流・・・)。
そこで新年早々新調いたしました、アメトラの象徴であり、アラフォー世代の懐かしアイテム、ローファーをパチリ。

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みなさんは今年の目標を立てましたか?

何はともあれ、本年も『料理通信』をどうぞ宜しくお願いします!!(suzuki)


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2013年1月 8日 (火)

仕事始めは何食べよう?

明けましておめでとうございます。料理通信社は昨日が仕事始めです。
普段はランチタイムといっても各自パパッと外で済ませるか、デスクでPCを見ながらサンドイッチなんてことが多いのですが、新年最初のランチくらいはゆとりを持って・・・パチリ。

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新人Aことアサイと営業企画部チバとともにご近所のラーメン屋さんへ。
社長サカニシも、経理ホシノも、編集部カノウも足繁く通うこちらの店は、地元の常連さん率が異常に高い“元祖 小さくて強い店”です。

実は麺が啜れないソネは初デビューだったのですが、いつも立ち寄るコーヒーショップの店長がカウンターでラーメンを啜っていたり、「この人、時々道ですれ違うな」という見覚えのあるお客さんがいたり。この店で一緒にならなければ、きっとすれ違うままであったろうお客さん(顔見知り?)が妙に身近に思えて、温かな気持ちになりました。なんだか良い1年になりそうです(sone)

2013年 1月 8日 ある日の1ショット | | トラックバック (0)

2013年1月 7日 (月)

料理通信2月号、発売中!

【特集】 コーヒーとスイーツ

13_02_5パティスリーのトップブランドが揃う日本は、世界有数のスイーツマーケット。パティシエたちはクリエイションを競い、そのクリエイションをマニアが探求する、という熱い共犯関係が成立しています。

一方、猛スピードでレベルアップ中にしてマニア化進行中なのが、コーヒーです。産地へ足を運ぶコーヒーマンが増え、新世代バリスタやロースターが登場し、抽出器具も進化して、とにかく進歩が著しい……。

今月号は、マニア心を刺激する「スイーツ」と「コーヒー」の2 本立て。お菓子の傍らにはいつもコーヒーがあり、コーヒーを飲む時にお菓子があるとうれしい――そんな近しい関係をより深めるべく、「ラボ」と銘打ち、2つの世界をマニアックに探求します。
http://r-tsushin.com/


Tobira
写真は特集の扉ページ。パリから来日中のピエール・エルメさんに、世界最先端のコーヒーを「フグレントウキョウ」で堪能してもらいました。今回の特集では、トップパティシエがコーヒーマンを訪ねています!

 「サダハル・アオキ・パリ」の青木定治さんは、
 「バッハ」で豆選び。

 「エーグルドゥース」の寺井則彦さんは、
 「カフェテナンゴ」で焙煎のお勉強。

 「ピエール・エルメ・パリ」のエルメさんは、
 「丸山珈琲」でカッピングを体験。

 「メゾン ロミ・ユニ」のいがらしろみさんは、
 「フグレントウキョウ」で抽出の手ほどきを受けました。


ほら、スイーツとコーヒーが手を取り合えば、もっと幸せ!


最新号はコチラから↓
http://r-tsushin.com/

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