■シェフの1日に密着したことは多々あれど、今回密着したのは“仔羊の火入れ”。この夏まで銀座「ラール・エ・ラ・マニエール」のシェフを務め、ただ今独立準備中の清水将シェフの「4時間かけて焼く仔羊」を完全収録しました。
その全様は来月発売となる誌面(『料理通信』1月号の肉焼き特集。)でご覧いただくとして、この“仔羊の焼ける音”を聞いてください。
清水シェフの肉焼きは、4時間ほとんど「音がしない」のです。シェフ曰く「肉に気づかれないよう」火を入れる。4時間かけて焼きあがった仔羊の断面は、それはもう美しい! 歓声をあげる我々にシェフは一言、「ずっと一緒にいたからですよ」。愛を感じました。(sone)