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2012年4月16日 (月)

ワイングラスで日本酒はいかが?

ワイングラスで日本酒を飲むスタイルを提案し、「世代」「料理ジャンル」「国」の3つのボーダー(境界)を超えて日本酒の楽しみ方や可能性が広がることをめざした「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」。2回目を迎えた今回、審査会&表彰式に伺ってきました。

2月中旬、まず訪れたのは、今回から新設された「スパークリングSAKE部門」の審査会場。全国から応募された48点が、静かに審査の時を待っていました。

審査で用いられたのは、RIEDELのフルートグラス。キリリと冷えた日本酒×フルートグラスなら、まるでシャンパン感覚でお酒を楽しむことができます。また、香りの立ち方もグラスならひときわ華やか。馴染みのある日本酒でも印象ががらりと変わり、新たな個性や魅力が感じられるそうです。

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審査員に注目!まず、香りを確かめ…

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そして、味わいを確かめる。器が変わっただけで、自然と所作も変わります。


審査は、味わいや香りといったそれぞれの特徴を7段階で評価。まさに五感フル稼働状態で、じっくり吟味している様子が印象的でした。

今回は「スパークリングSAKE部門」のほか、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード部門」「大吟醸部門」が設けられ、196の蔵元から実に325点もの応募があったとのこと。
その中から選ばれたアイテム数は、最高金賞22点、金賞88点。(詳しくはこちら

醸造のプロからレストランシェフ、日本酒をとことん知り尽くした方まで、錚々たる顔ぶれの審査員が認めたお酒となると、どんな味わいなのか、ますます興味が尽きません。


4月上旬に行われた表彰式では、うれしいことに試飲会も開催!最高金賞・金賞を受賞した57の蔵元が揃い、ワイングラスに合う「自慢の酒」をふるまっていました。
参加者はRIEDELのグラスを手に、気になるブースめぐり。蔵元の方のお話を聞きながらワイングラスでいただくお酒は、作り手の思いなどを垣間見ることができ、ますますお酒の味わいを深めてくれます。
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いよいよ春本番。お酒も冷で飲みたくなる季節です。
おいしさはもちろん、香りもゆたかな「ワイングラス×日本酒」、ぜひお試しください。(chiba)

2012年 4月 16日 EVENT(食の世界の様々なイベント) |

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