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2012年2月17日 (金)

「坐来大分」イベント報告

『料理通信』 2012年1月号 でご紹介している「食の文化遺産巡り~大分~」は、みなさんご覧くださいましたか?

大分と聞けば「温泉!」と真っ先に思い浮かべていましたが(なんせ、温泉の源泉数、湧出量は日本一ですからね)、恵まれた気候風土を生かした食の宝庫でもあったんだな~と改めて実感。記事を読むほどに、“食べてみたい!”という思いだけがつのります。(取材に同行したトリヤマは、そんな私を見るやいなや「大分の○○はおいしかった!」と自慢話を聞かせてくれる、鬼のような心やさしい先輩です。)

“一度は味わいたい”という思いはきっと読者のみなさんも同じに違いない! だったら、みなさんに大分を存分に味わっていただこう! 今回、誌面記事と連動してイベントを開催したのは、そんな思いからでした。

1月28日(土)に開催したイベントでは、大分取材に同行くださった「キュイジーヌ[s]ミッシェル・トロワグロ」のリオネルシェフと「坐来 大分」の梅原料理長が登場。大分ブランド食材「おおいた冠地どり」を使った料理とともに、取材時の裏話や大分の印象を語ってくださいました。

では、当日の料理をご紹介!

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題して、“旅のアミューズ”。「臼杵ふぐちり和え」 「宇佐 柚子豆」 「OITA AGURUパリ煎餅」、久住高原ハーブ豚を用いた「ハモン・セラーノ(スペイン式の生ハム)」、湯布院Cook Hill Farmのチーズ「トム・ド・ゆふ」など、見た目も楽しいラインナップ。

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温鉢は「冠地どり 丸蒸し仕立て」。冠地どり特有のジューシーさを塩糀が引き立てます。

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“大分×フランスのエスプリ”として供されたのが「冠地どり 柚子胡椒とかぼすのマリネ 椎茸のクルスティアン」。胸肉がパサパサになりにくく、本来のおいしさを実感できるのが冠地どりの魅力、とリオネルシェフ。

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料理を仕上げるリオネルシェフ。「ストレスのない環境で育った鶏だから最高においしい!」と自信の表情。

梅原料理長は、生粋の大分人。
小さい頃から食べ親しんだ「だんご汁」や「柚子胡椒」について、作り方から地域ごとの食べ方まで、地元目線で丁寧に教えてくださいました。

初めて大分を訪れたリオネルシェフは、ご自身の生まれ故郷である地中海沿岸と風土・気候が似ていると感じたそう。しかも、柑橘類が豊富な土地ゆえ、「私にとってパラダイスだね!」とひとこと。「大分はアクセスがいいとは言い難いけれど、だからこそ守られている土壌や水がある。これこそが大分の“財産”だし、実に美しい県だと思う。」と話してくださいました。

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身振り手振りを交えながら、熱心にお話くださったお二人。参加したみなさんも、料理を味わいながら、ペンを走らせ…と大忙し。質問もたくさん寄せられました。

大分は8つの藩、3つの飛び領からなる小藩分立の時代が江戸~明治まで続いたため、大きな都市こそ形成されなかったものの、各地に特色のある文化が生まれ、今なお食文化にも色濃く残っています。

「今度は事前に知識も備えたうえで大分を訪れ、味わいたい!」
イベント後、参加した方がそうおっしゃってくださったのが何よりうれしく感じました。ぜひ本場の味を求めて、大分を訪れてみてはいかがですか。(chiba)

【おおいた冠地どり お問い合わせ先】
株式会社学食 097-549-0188(代表)

2012年 2月 17日 EVENT(食の世界の様々なイベント) |

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