エルメさんのためのお米の授業
三ツ星の日本料理店「かんだ」で
“日本人の食事における米”を教わる。
■日本の食文化に深く興味を抱いているピエール・エルメさん。何ごとも「自分の言葉で語りたい」と、わさび、日本茶、日本酒など、生産者や各界のプロフェッショナルを訪ねては熱心に耳を傾け、自身のお菓子に積極的に取り入れています。
今回の来日では、お米について学びました。
日本料理店「かんだ」のご主人・神田裕行さんは、炊きたてのご飯とみそ汁とぬか漬けをご用意くださり、エルメさんにレクチャー。和菓子の老舗「とらや」では、広報・伊藤郁さんと虎屋文庫の中山圭子さんが、お米から作られる様々な粉の製法と使い方を解説してくださいました。
詳しくは本誌『料理通信』2月号をご覧いただくとして――
今日は、日本料理「かんだ」での取材の様子をこっそりとお見せしましょう。
この来日で、50歳になったエルメさん。
日本スタッフはサプライズに、胸に「W ❤ P H」(We love Pierre Herme)バッジを付けて迎えたそうです。ちょっと照れた様子なのがかわいいですね。
それにしても、エルメさん、お箸の使い方がホントにお上手です。(ogura)