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2011年12月21日 (水)

【お宝食材】 荒れ模様な一次審査

「全国お宝食材コンテスト」の次の関門は、一次審査(書類審査)です。有識者を迎えて編集部で審査が行われたのは2011年9月21日。「どうやら、台風が来るらしい」と朝から不穏な空気が流れる、嵐の予感な日でございました。

審査員は、フードジャーナリスト・向笠千恵子さん、岡山「平翠軒」社長・森田昭一郎さん、日本総研 創発戦略センター副主任研究員・田嶋亨基さん。ジャーナリスト、小売店、食材開発・流通代表としてお越しいただきました。

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12:45 岡山県から森田さんが編集部に到着。遠いところありがとうございます!

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13:00 全員揃ったところで、いよいよ審査スタート。食材説明をするため、電話調査をしたコンテスト事務局スタッフと、編集長も加わります。狭い会議室に熱気ムンムン。

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14:00 生産者の声を伝えるべく奮闘。食材のアピール点や疑問点を洗い出し、皆で審議していきます。

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15:00 悩みに悩む審査員。「製法が素晴らしいのはわかる。でも流通が難しいね」「この生産者を訪ねたことがある。本当に丁寧に作ってるのよ」「実はいろいろなところがやっている取り組みだよね」「これ、もっと詳しく聴き取り調査してほしい」「でもなんでこれを始めたのかしら?」などなど、様々な意見が飛び交いました。

16:00 終了時刻を1時間オーバーしても一向に終わる気配のない書類審査……(汗)

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17:00 相変わらず、審査は終わらないものの(本当は15時に終える予定だった……)、なんとか見通しがたち、ほがらかな空気も流れ出す。この写真は、多分、とあるアルコール製造グループの面白エピソードで盛りあがっている時で、「誌面で紹介できないけど、この先を追いかけたいわね」と。

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18:00 改めて全食材リストを眺めつつ、審査も終了に近づく。ところがどっこい、台風が本格化し、外は暴風雨に!! 編集部には、営業チバが「外出したけど雨風で目的地に到達できなかった……」と涙ながらの帰還。

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19:00 怒涛の6時間審査終了。チバの言う通り、台風は絶好調の強さ! 「電車が止まった」「タクシー捕まりません」「新幹線が動いてないらしい」状態となり、ここから1時間、編集部に缶詰状態となったのでした……・。審査員の皆様、長い時間お疲れ様でした!(フミ、変な顔になってるよ)

20:00 そろそろと電車も動き出し、審査員が帰路に。(でも岡山からいらしてくださった森田さんは新幹線が動かず、東京で足止め。弊社隣接のホテルにご宿泊いただくことに。森田さん、ありがとうございました。)


と、こんな様子で行われた一次審査。ここで重視されたのは、食材の持つ“背景”。なぜその土地でそれが作られているのか? どれくらい手のかかるものなのか? 何を目的として作られているのか? どの点に工夫がみられ、何を守ろうとしているのか、etc. 各食材のストーリーについて話し合われました。

“お宝な食材” がたくさんありました。

製法も思いも伝わるけれども「すでに知名度があり、当コンテストでいまスポットを当てなければいけない食材ではない」「どっちを応援すべきかと言えば、このまま失われてしまいそうなこっちだろう」という理由で二次審査に進まなかった食材もたくさんありました。

だから、声を大にしてどうしても伝えたいことがあります。

お宝食材選定品に選ばれなかった食材が、決して、優れた食材ではなかったわけではありません。上記のように、今、私たちが選ばなくても大丈夫、という食材もたくさんあったのです。コンテストにご応募いただいた皆様に、私たちがお伝えしたいことです。

選定品に限らず、「これは!」と思う食材を当ブログで少しずつご紹介していく予定ですので、皆様、『料理通信』2011年1月号を手に、お宝食材をぜひ試してみてくださいね!!(asai)

2011年 12月 21日 全国お宝食材コンテスト |

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