森山開次さんのサインをプレゼント!
■『料理通信』の連載「クリエイター・インタビュー」には、毎回様々なジャンルのクリエイターにご登場いただいています。2011年11月号にご登場いただいたのは、森山開次さん。
黄金色の長髪をなびかせ、野生の動物のようにしなやかに舞う、
コンテンポラリーダンサーです。
思えば、森山さんのダンスに出会ったのは、森の中でした。
「山のシューレ 2011」
栃木県の那須で毎年夏に開催される、芸術やモノづくりを学ぶ講義や、自然体験などのワークショップが組まれた数日間限定の学校です。
会場となったのは、ホテル「二期倶楽部」に隣接された「アート・ビオトープ那須」。参加したのは、“森山開次の親子ワークショップ「森と踊ろう!」”です。
写真は「二期倶楽部」のメインダイニング。知っていましたか? 二期倶楽部の客室には、アメニティとして『料理通信』が置かれているんです! お泊りになった方はぜひご覧くださいね。
森山開次さんのワークショップは親子参加型のダンス体験で、例えば「光」というテーマを決めて、ダンスでそれを表現する。というような形で進行しました。
子どもたちの目線になって、ダンスを教える森山さん。まずは準備運動をし、自分の名前を体で表現したり、ダンスを通して親子でコミュニケーションをとったり。そして、皆からテーマを募ったら、森山さんの創作開始。「光」だったら、「ひ」「か」「り」という文字を一文字ずつ、ダンスに落とし込んでいきます。
「“か”の縦棒は、花が咲くように表現しよう」
「“か”の最後の点は、花をポーンと投げるようにするのはどう?」
「“り”は両足でいくよ。片足ずつ後ろに下がって……そうだ、これでいこう!」
などなど。単語が、言葉が、森山さんの体を通して“形のある表現”に変化をしていきます。動きのひとつ一つには意味が込められていて、そうした創作を目の当たりにすると、心臓がとくんとくんと早まっていくのを感じたのでした。
さて、今度は外へ。参加者全員で屋外へ移動です。
森の中に設えられた野外舞台の上で、参加した子どもたちがみんなで作ったダンスを披露。そして最後は森山さんが「僕から、ダンスのプレゼントをします」と森の中を駆けるように、踊ってくれたのでした。写真をダイジェストでどうぞ!
木々の音を聞きながら、緑の中で体を隅々まで動かす。五感をフルに使って心と体を開放する濃密なプログラムに、参加者全員が大満足。
「山のシューレ」には、芸術や自然を体感できる趣向をこらしたプログラムがあります。来年の案内が届いたらご紹介しますので、皆さん、ぜひ、ご参加してみてくださいね。
この日をきっかけに、取材をさせていただいた森山開次さん。舞台稽古の後に、弊社でインタビューをさせていただきました。『料理通信』2011年11月号で、森山さんのクリエイションの源をご紹介しています。
「いまでも、毎日筋肉痛なんですよ」とはにかんだ森山さん。その笑顔につられ、「サインください!!」とお願いしたら、快くOKしてくださいました。一枚は私の名前で(うふふ)。もう一枚は、料理通信読者の方のために。
そうです、この1枚。1点だけですが、読者プレゼントにしちゃいます。ご当選された方にはわたくし新人Aが、インタビュー秘話を添えてサインをお送りします。
ご希望の方は、ad@r-tsushin.com までご連絡ください。タイトルは「サイン欲しい!」にしてくださいね。締切は11月13日(日)です。
ああ、森山さんのダンスをもう一度、目の前で観たい!!(asai)