非日常と日常の旅へ―鳥取県
■『料理通信』2011年12月号 掲載の 『食の文化遺産巡り―鳥取』は、いかがでしたか? わたくしトリヤマは現地取材に入り、「キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ」のリオネル・ベカシェフと同行してきました。ということで、皆さんに取材の裏話を少し。
オレイン酸が55%以上含まれている“鳥取和牛オレイン55”。牛さんたちは人懐っこく、我々取材スタッフが近付くと「なんだ! なんだ!」と集まってきます。
カメラに興味深々なようで、全体像を撮りたいのに、カメラを向けたとたんにあっという間に集合してしまう……。カメラマンのゴウダさん、タジタジです。
こちらはカニの目利き、川口利之名人の入札用紙。カニ水揚げ量日本一を誇る境港(さかいみなと)で仲買人をしている「川口商店」の川口さんは、水揚げされたベニガニの中から、料理用のものを見極めてササッと値決めをしてしまいます。その素早さといったら、惚れ惚れするカッコ良さ!
名人からは、ベニガニの見分け方の極意も教わりました(でも極意は、ここでは秘密。誌面をこっそりご覧くださいね。82ページです)。
取材で訪れた先々では、鳥取の豊かな食材や料理、地酒について、好奇心で目を輝かせながら質問を重ねたリオネルシェフ。心からおいしそうに、かつ“驚き”と共に食べている姿が印象的でした。
左の「ベニガニ」はカニ味噌が多く、醍醐味はなんといっても甲羅酒。酒で殻の隅々のカニ味噌が溶けだします。もちろん、取材スタッフみんなで堪能しました! 皆さんも是非、『料理通信』12月号を片手に、地元ならではの美味を求めて鳥取を訪れてみて下さい。鳥取は “食のみやこ”。至る所でそれを実感できるはずです!(toriyama)
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【鳥取食情報】
2011年11月28日まで、「キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ」にて、11月30日までは野菜ソムリエ協会認定レストラン9店舗で、鳥取県食材を使ったメニューをいただくことができます。急いでレストランへGO!
●「キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ」
http://www.troisgros.jp
●「食のみやこ鳥取フェア」
http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=174379
--------------------------------------------------------------- おまけ。
カメラマンのゴウダさんは北海道出身でお名前がマサヒロさん。立ち寄ったスーパーにこんなお豆腐が。凛々しいマサヒロさん♪