« イーネキッチンに行ってきました-2 | トップページ | 来てくれて、ありがとう。 »

2011年8月 3日 (水)

SAKEと一緒に、何を飲む?

欧米やアジア諸国では最近、日本酒=SAKEの評価が高まってきています。ならば、合わせる料理は和食に限らず、仏、伊、中華、エスニック……いろいろ広がってきているはず。はたしてその相性は? と気になっていました。

そんな折、レコール・デュ・ヴァンで特別講座「SAKEとフレンチの饗宴」(7月22日開催)が行なわれると聞き、興味津々で参加してきました!

Dscf1855
今回の主旨は、桝田酒造店代表、桝田隆一郎氏を迎え、「満寿泉」をフレンチのコースとともに味わおうというもの。白金のフレンチ「ジョンティ アッシュ」を会場に、当初の定員16名を大幅に超える31名のワイン好きが集いました。

Dscf1824_4 
右は、桝田酒造場代表、桝田隆一郎さん、左は今回のアテンド役、入江啓祐さん。

北北前船で栄えた日本海沿岸の港町、富山県岩瀬。この地で育まれ、近年はワイン樽熟成や全麹仕込み等、新しい取り組みも積極的に行なってきた「満寿泉」は、IWCで2009年ゴールドメダルを受賞するなど、海外で評価の高い日本酒蔵の1つです。ならばフレンチとの相性もさぞや高かろう! と期待に胸が高まります……。では、この日いただいたコースをご紹介。

Dscf1829_4
【アミューズ】 甘海老、トマトと枝豆のカクテル・大葉と生姜
×
満寿泉 純米大吟醸生酒

山田錦を50%精米。グレープフルーツのような酸味と甘味が魅力の、「少女」のような酒。「サンペレグリノ割りもおすすめ」と桝田さん。キリッと低温で供され、甘海老と合わせると途端コクが増し、グッと印象が深くなりました。

Dscf1831_5
【前菜】 スルメイカ 黒オリーブとアンチョビー、加賀胡瓜
×
満寿泉 全麹


掛け米をすべて麹米で仕込む「全麹仕込み」を採用。9年熟成。主張があるが心地よい酸味と甘味。「ぬる燗だと酸が立ち、また違った表情に」と桝田さん。「クセのある酒にはクセのある食材を」と、イカ墨とアンチョビーを使った皿を。コクがコクを呼ぶ。

Dscf1841_6 
【魚】 真鯵マリネと軽い炙り ルバーブとスダチ、クレソン、ウイキョウ
×
満寿泉純米大吟醸


アミューズで供された「大吟醸生酒」を火入れし、1年熟成したもの。熟した果実の香りも出てきて「30代の女性」に成長!真鯵はもちろん、クレソンの苦味が意外に合います。

Dscf1853_3
【肉】 合鴨炭火焼 玉蜀黍のフリットとダークチェリーのコンポート パースニップのジュレ
×
満寿泉 純米大吟醸スペシャル04年


前菜で供された「全麹」を、9年樽熟成。カラメル、バニラの香りをまとって、シェリーのような「洋」の装いに。鴨の甘酸っぱいソースと、互いを引き立てあいました。

デザートは、桃コンポートとブラマンジェに「満寿泉 貴醸酒」を合わせて。水の代わりに日本酒で日本酒を仕込んだ貴醸酒は、今注目のジャンル。アイスワインのような透明な甘さが、他の貴醸酒にはない味わい。桃のほか、フォワグラもいけそうです。

食後は質問タイム。

参加者「ワインの味はブドウ(とその土地)で決まるけど、日本酒の味は何で決まりますか?」など、ワイン好きならではの質問が盛んに飛び交いました。「酒を知れば、その酒を育んだ土地を知らずにはいられないもの。次は、現地へ乗り込もう!」との〆の言葉に、出席者一同、深く頷いたのでした。(hayashi)

ワインスクール レコール・デュ・ヴァン
TEL:0120-844-055 URL: http://www.duvin.jp/

レコール・デュ・ヴァン 直営フレンチレストラン
白金台「ジョンティ アッシュ」
TEL:03-5447-8889  URL:http://www.gentil-h.com/

2011年 8月 3日 EVENT(食の世界の様々なイベント) |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/146421/52372521

この記事へのトラックバック一覧です: SAKEと一緒に、何を飲む?: