スイーツ大特集~ピエール・エルメ-2
ピエール・エルメのゴーフルは、
1枚1枚、手焼きです。
■マカロンの取材中、作業台の下になにやら重たそうな道具を発見。30×40cmとサイズは小さいけれど、触ってみてもビクともしないんです。
「それはね、ゴーフル焼き器。ベルギー製ですね」と言いながら、ドラピエさんが見せてくださる。
⇒これがゴーフル焼き器
と、生地を流す鋳型の部分にPHマークが6つ並んで刻印されていました。
特注品なんですね。
PHマークのところに生地を流して手焼きします。1度に焼けるのが6枚ということになります。
ゴーフルは、あみあみ模様の生地2枚の間にガナッシュを挟んで1個です。
つまり、1個あたり2枚必要。ということは、ゴーフル焼き器1台で一度に3個分しか焼けない。ラボにあるゴーフル焼き器は2台限りです。
「すっごい時間がかかるんじゃないですか、ドラピエさん?」
「そんなことないですよ」
って、んなわけないでしょう。
たくさん作ろうって気がないのかもしれませんが。
エルメのゴーフル、ぜひ一度食べてみてください、正真正銘の手作りです。(kimijima)
PHマークの位置が1枚1枚違うのは、手焼きだから。
取材中にこっそり食べさせていただいたパリ・ブレスト。今年のエルメはいろんなお味のパリ・ブレストが月替わりで楽しめます。8月は「サティーヌ」、クリームチーズ風味のバタークリームとオレンジ&パッションフルーツのジュレを挟んでいます。
*「セレスト」ではなく「サティーヌ」です。修正しました!