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2011年5月29日 (日)

「アル・ケッチァーノ」奥田政行シェフの炊き出しに同行-1

5月15日(日)、「アル・ケッチァーノ」奥田政行シェフの炊き出しに同行させていただきました。

奥田シェフは震災以降、毎週のように炊き出しに行っています。
「店のスタッフが宮城県石巻市雄勝出身で、震災翌日には被災地に入っていたんです」。しかも、今年のお正月に衝動買いした保冷車がなんと震災当日の夕方に納車されたのだそうです。「これはもう宿命なのだ!」とばかりに、仕込んだ料理や食材を保冷車に積み込んで、岩手県や宮城県の太平洋沿岸の町へと出向いたのだそうです。

「山形県の一番のライバルは岩手県だと思っていたので、岩手の自然環境をいろいろ勉強させてもらいました。その恩返しをしたいんです」

岩手県知事に面会して、山形県をあげて岩手を応援していく意志を伝えたそうです。

奥田シェフの炊き出し仲間が、岩手県奥州市前沢区のフランス料理店「ロレオール」、伊藤勝康シェフです。

避難所にもよりますが、炊き出しは一度にだいたい200~300人分の食事を用意しなければなりません。運ぶ食材の量も多ければ、鍋やボンベも重い。しかも、制約の多い環境の中で一気に作業を進めなければならないのです。奥田シェフと伊藤シェフ、「アル・ケッチァーノ」スタッフと「ロレオール」スタッフ、そして、「肉料理 おがた」の料理人さんたちがチームを組んで炊き出しを行っています。

また、「ロレオール」は東京のシェフたちが炊き出しに行く時の拠点でもあります。
「オーボンヴュータン」の河田勝彦シェフ、「KANSEI」の坂田幹靖シェフなどが、「ロレオール」を拠点に炊き出しに行っています。
東京から車で「ロレオール」を目指してきて、ここの厨房で仕込んで、避難所へと向かうのです。

「朝食の炊き出しの場合は、朝6時半にはスタートするので、それまでに避難所に入るんですよ」と伊藤シェフ。それは大変だぁ……。

自分の店を営業しながら、奥田シェフとの炊き出し、東京のシェフたちとの炊き出しにも同行する伊藤シェフ、本当に頭が下がります。

奥田さんいわく、「伊藤さんは男気の人だからね」。(kimijima)

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「ロレオール」は「牛の博物館」の隣にあります。そう、この辺は前沢牛の産地なんです。

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5月15日は、八神純子さんのチャリティライブが「ロレオール」前庭で開かれました。

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奥田シェフによる芋煮、「肉料理 おがた」の前沢牛のソーセージ、前沢牛の肉まんなどの屋台が出て、販売ではなく募金に。収益は炊き出しの費用に回されます。

2011年 5月 29日 東日本大震災関連情報 |

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