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2011年4月 1日 (金)

イタリア在住日本人料理人がチャリティーディナーを開催

イタリア在住のジャーナリスト宮本さやかさんから、「チャリティーディナーを開催します」と連絡が入ったのは3月16日のこと。「海外に住む私たちは、たぶん自国への郷愁があって、恐怖さえもわけあえない自分たちってなんだろう、っていう焦りのようなものがあるのかもしれません」。さっそくトリノと、ピエモンテに住む日本人料理人たちが集まり、日本料理の夕べを開催することが決まりました。

以下は、宮本さんから届いた、チャリティーディナーのご案内です。

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イタリア在住の日本人料理人による
日本支援のためのチャリティーディナー 

関係各位のみなさま

イタリア・ピエモンテ州に暮らす日本人は400世帯あります。長く祖国を離れている私たちは、東北関東大震災の惨状をテレビやインターネットで目にし胸を痛めています。遠く安全な場所にいて、恐怖さえわけあうことのできない自分たちも、日本の人たちのために何かしたい、助けになりたいという強い気持ちを持っています。

「義援金募金をイタリアの人たちにもお願いしよう。でも少しでも多く集めたい」

そんな気持ちが募った結果、募金を集めるための和食ディナーの会を企画しました。ピエモンテ在住の日本人シェフたちは、イタリア料理専門の人、和食レストランを経営する人など様々ですが、当日はそれぞれの仕事を休み、日本料理に腕を振るいます。アメリカナイズされたスシが大ブームで、日本=スシ、生魚と思っている多くのイタリアの人たちに本物の日本の食文化に触れてもらい、理解を高めながら、日本への援助もお願いしようというものです。

日 時  4月14日 20:30~
料 金  60ユーロ(収益は日本赤十字社に送金されます)
会 場  EATALY トリノ本店

*残念ながら100席しか用意できませんでしたが、会場であるEATALYが広告を出して3日目には全席ソールドアウトとなりました。

発起人           宮本さやか(在トリノ フードジャーナリスト)
参加する料理人の方々 小林清一「トラットリア イ・ボローニャ」(ロケッタ・ターナロ)
                鈴木秀人「ロカンダ・カネーヴァリ」(ヴォルペード)
                藤本文範「リストランテ・わさび」(トリノ)
                城戸貴志「リストランテ・キドイズム」(トリノ)
ソムリエの方々      井村千寿子
                山田桂子
                
その他、イタリア食文化企画(ICT)トリノ支部の協力により、イタリアで研修中の若い料理人の方々が調理補助として、またソムリエの方々がサーヴィスの応援に参加してくれます。

厨  房: 藤野陽介、小山遥、田中優也、田中隆照、大嶌正悟
ソムリエ:竹村雅子、横田あさひ
    
また、たくさんのイタリア人ワイン生産者が私たちの考えに賛同してくださり、食事のためのワインを提供してくださることになっています。飲みきれなかったワインはその場でオークションをし、その収益も義援金に加えることになっています。
そしていくつかの食品メーカーも、材料の提供を申し出てくれました。

協力してくださるワインメーカー
    ル・クレテ (アオスタ州)
    ヴィニェーティ・マッサ
    エツィオ・チェルーティ
    ジュゼッペ・リナルディ
    エリオ・アルターレ
    ブライダ  (以上ピエモンテ州)
    ラ・ストッパ(エミリア・ロマーニャ州)
    フランコ・テルピン(フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州)
    ラ・ビアンカーラ‐アンジョリーノ・マウレ(ヴェネト州)
    エミディオ・ペペ(アブルッツォ州)
    ニーノ・バラコ
    サルヴォ・フォルティブドウ畑組合(以上、シチリア州)
    コロンチーノ(マルケ州)  
    パチーナ
    カステッロ・バンフィ(以上トスカーナ州)
    モヴィア・タブン(スロヴェニア)

協力してくれる食品メーカー
    ムリーノ・マリーノ(小麦粉・ピエモンテ州)
    マリオ・フォンゴ(グリッシーニ、パン・ピエモンテ州)
    オルト・ブラ(全ての野菜類)
    
私たちのこの会のほか、ピエモンテでは日本人料理長・石川敦啓さんのいる「ラ・マデルナッサ」がイニシアティブをとり、 INSIEME PER IL GIAPPONE COMITATO LANGHE E ROEROという会を結成。3日間にわたり、当店の収益を全額募金する夕食会を企画しています。
ミラノでは日本人料理人の方々が集まりチャリティーディナーを企画するなど、様々な動きがあります。今回の夕食会に腕をふるってくれる料理人の一人鈴木秀人さんは、ミラノ郊外のローディ商店街で募金の夕べを企画中です。
また料理人ではありませんが、トリノ在住の日本人大崎ひろみさんと、ご主人のマリオ・ラーゾさんは700人のマジックショー&ビュッフェを企画し、被災した子供のための援助を集めることにしています。

そして私たちも、継続的な支援ができるよう、今回だけでなくICT食文化企画と協力し、イタリア各地のイタリアンレストランに義援金ディナーの企画を持ち込む予定です。

2011年 4月 1日 東日本大震災関連情報 |

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