パリからのメッセージ-1 「日本のために祈ろう」
■今回の震災に際して、海外で活躍するジャーナリスト、シェフ、食関係者たちからも、多くのメッセージが寄せられています。
3月16日にパリで行われた「芸術文化勲章」授賞式の様子を、パリ在住の加納雪乃さんがリポートしてくださいました。
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■“Pray for Japan(日本のために祈ろう)” ―― from Paris
3月16日の昼下がり、パレロワイヤルを見下ろす文化省のサロンの一室で、芸術文化勲章(L'Ordre des Arts et des Lettres)の授賞式が行われた。この日の受賞者は4名。その中に、松嶋啓介さんの姿があった。
ミッテラン文化大臣のあいさつで始まった授賞式は、通常のあいさつに加え、数日前に発生した日本の大惨事に言及した。
「私はおそらく、フランスでもっとも早くこの災害のニュースを聞いた一人でしょう。実は息子がちょうど日本にいて、地震後、すぐに電話をよこしたのです。我々フランスは、日本のそばにいます。我々の最大限の援助を日本に送ります」
4人の受賞者の最後に勲章を受けた松嶋さんは、感謝の意を述べるとともに、「今、日本には、フランス料理界、そしてフランスという国の助けが必要なのです。お願いです、みなさんの力を貸してください」とスピーチ。
大きな拍手の中、壇上を降りると同時に控室に姿を消した松嶋さん。
再び会場に戻ったその手には、作ったばかりの紙製の募金箱と、自分でデザインして印刷した、“Pray for Japan(日本のために祈ろう)”と記されたシールワッペン。自ら募金箱とシールを持って、会場に集まった数百人の招待客の間を回り、人々の胸には“Pray for Japan)”が灯された。
パリ在:加納雪乃
text & photographs by Yukino Kano
2011年 3月 23日 東日本大震災関連情報 | 固定リンク

















