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2011年3月30日 (水)

パリからのメッセージ-5

フランスの料理界・ホテル界など、食に携わる方々からお見舞いのメッセージが届きました。翻訳はパリ在住のジャーナリスト高崎順子さんにご協力いただきました。

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日本を襲った今回の出来事に深く心を痛めています。
長年時間をかけて地震に備えてきた日本であってもなお、悼むべき被災者の数がこんなにも増えてしまう。息つく間もなく災害に対応せねばならぬほど、自然は不幸にして、私たちよりも強大です。
一方で私は、大切な日本の友人たちがこの試練を乗り越えていく勇気と威厳に満ちた姿を見て、とても誇らしい気持ちにもなっています。
最も大切なものは、人のいのち。再建し、前進し、生き続けていく、みなさんの未来を確信しています。

私たちはいつも皆さんとともにいることを忘れないで。がんばって!

――カリル・ロペス レストラン「クリスタル・ド・セル」オーナーシェフ

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みなさんとご家族が無事に過ごしてらっしゃることを祈ります。
この困難の時、私たちはいつも皆さんとともにあります。

――クローディア・ユビック=シャール ホテル「シャングリラ・パリ」広報

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みなさんのことを強く強く思っています。
みなさんのご家族と日本が無事でありますように。

――ヴィルジニー・ダヴィッド 百貨店「ギャルリー・ラファイエット」広報

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私たちがどれだけ皆さんのことを思っているか少しでも伝えたくて、お便りします。
震災と津波の二重の被害に私たちもひどく心を痛め、みなさんの苦しみに心から寄り添っています。

――アンヌ・ヴォト=ボルデュール、マルゴー・キャプデヴィル
   ホテル「ル・ムーリス」広報


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悲しい出来事のさなかにいる、日本のみなさんの苦しみを分かち合っています。
威厳を失わず、節度と冷静を保って度重なる自然災害に対処されている姿に、心から敬意を表します。みなさんの生命力がこの危機に打ち勝つことを確信していますし、そうでなければなりません。ひとは倒れても立ちあがり、前進しなくてはならないからです。

日本が「日出ずる国」であり続けるよう、どうか心と意志を強く持っていただけることを、願ってやみません。

――エリック・グージュー
    フランス工芸・陶器専門店「ラ・チュイル・ア・ルー」オーナー 


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最も困難な時期こそ、人は成長します。
この大変な困難の前にしている日本のみなさんへ、ル・ルレ・サン・ジェルマンのスタッフ一同とともに、心からのエールとみなさんを思う気持ちをお送りします。

――イヴ・カンデボルド
   「ホテル・ル・ルレ・サン・ジェルマン(レストラン コントワール)」
   オーナーシェフ 

2011年 3月 30日 東日本大震災関連情報 |

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