エルメ 金沢の金箔職人を訪ねる-1
「金箔マカロン“HAKUZA”」発売中!
■『料理通信』2月号P.55~57「ピエール・エルメ 金沢の金箔職人を訪ねる」は、もうご覧いただきましたか?
柚子、抹茶、わさびといった和食材を、“誰よりも早く取り入れてきた”感のあるエルメさんですが、実は“深く知ってからでないと使わない”のもまたエルメさんです。
昨春、日本酒テイスティング(『料理通信』2010年5月号)の際に言われたのが、「日本酒を自分の言葉で語れるようになりたい。語る言葉が欲しい」でした。テイスティング後も、「お菓子で使うためには、もっと知らないと」。
そんなエルメさんと、2010年は金沢の金箔職人を訪れました。
(08年は伊豆のわさび田、09年は静岡の茶畑でした)
過去のブログはこちらから:
わさび田 http://trippa.cocolog-nifty.com/trippa/2008/07/post_9a91.html
茶畑 http://trippa.cocolog-nifty.com/trippa/2009/08/post-0027.html
エルメさんはすでに金箔を「キャレマン ショコラ」というお菓子で使っています。
「キャレマン ショコラ」は、まるで漆工芸品のような、日本建築の中に置いても違和感のないデザインです。
「キャレマン ショコラ」を日本屈指の金箔で作ってもらいたい――
金沢の金箔職人のもとへとご案内した背景には、そんな思いもありました。
結局、金箔視察の成果として、エルメさんは新たに「金箔マカロン“HAKUZA”」1箱 5250円(3個入)を作ってくださいました。「キャレマン ショコラ」の作り変えではなく、ポルセラーナ種のカカオを使った「マカロン アンフィニマン ショコラ」に金箔をあしらったスペシャル版です。1月6日~1月31日の期間のみ1日10箱の限定品、「ピエール・エルメ・パリ 青山」で発売中です。1月7日~9日、1月14日~16日は「日本橋箔座」でも販売されます。(kimijima)
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金箔マカロンはこうして作られる!
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日本のエグゼクティブシェフを務めるドラピエさんが作ってみせてくださいました。西本願寺などの修復にも使われる極めて質の高い金箔の良さを生かすべく、1枚そのままでマカロンを包みます。