スイーツ特集5-ドゥブルベ・ボレロ
シチリアアーモンドの取材で、滋賀県守山市へ。
■シチリアにあるアフロンティ社のアーモンドの輸入で知られるルーツ貿易さんとのタイアップ記事の取材で、滋賀県守山市の「ドゥブルベ・ボレロ」を訪ねました。
ルーツ貿易のシチリア産アーモンドを使った「タルト・オランジュ」。タルト生地の中はもちろんアーモンドクリーム。生地にもアーモンドパウダーとアーモンドクランチが入っています。香ばしい風味倍増! 『料理通信』9月号にレシピが載っています。
地方にありながらも本格派のフランス菓子を作り続けるお店のアーモンド使いを見せていただこうという企画です。
渡邊雄二シェフとは以前から面識があったものの、お店に伺うのは初めて。乗り換えは多いし、駅からは遠いし、東京で言われるところのロケーションの利便性なんてものは存在しないかも、といった立地でしたが、それにも勝る環境がそこにはありました。

左:テラスにはブドウがなっていました。これは生食用ですが、この他に、シャルドネとピノ・ノワールもあったんですよ。中、右:庭にはブラックベリーやアーティチョークが。
お店のテラスではブドウが実り、隣の畑ではアーティチョークやラベンダー、ズッキーニの花が見事に咲いていたのです。プロヴァンスをイメージしているとのことですが、まさにアーモンドの木があってもおかしくないと思わせる環境で、「アーモンド菓子もこういう中で食べれば、自然に受け入れられるだろうなぁ」と、うらやましくて仕方がありませんでした。
情報の量や浸透具合、食べ手の知識は、東京のほうが進んでいるかもしれないけれど、お菓子を広く大きなカルチャーとして摂取するという意味では、こちらのほうが理想的かもしれません。
「ドゥブルベ・ボレロ」のお客さんはきっと無意識のうちに、深いところでアーモンドを理解しているのではないか、そう思えてなりませんでした。(kimijima)
渡邊シェフは大のワイン好きです。シャトー・ディケムを使ったケーキを、ディケムと一緒にご馳走してくださいました。なんて、贅沢!


















