『料理通信』肉焼き特集、裏話。
「サリュー」ソムリエ鳥山さんから焼肉レクチャーを受ける
■深夜の焼肉会から1週間後。焼肉会メンバーの1人、恵比寿「サリュー」ソムリエ鳥山由紀夫さんが「焼肉初心者のための」レクチャーをしてくださることに。
実は鳥山さん、飲みが中心となる定例焼肉会の後は必ず、プライベートで思う存分「肉を焼きに」焼肉屋へ行くという肉焼き師です。
まずはナムル、キムチ、サラダ類&ユッケ(生肉)をオーダー。
「焼肉の合間に食べるんですか?」
「焼肉の前に、野菜を食べて体を清めるんです(鳥山師匠)」
なんとストイックな焼肉道……。
「肉は何を、どんな順番でオーダーするのがいいんでしょう?」
鳥山師匠、なんと牛肉の部位を解説したプリントアウトまでご用意くださっていました。細やかな気配りはさすが!
「さぁ、いよいよ焼肉ですね」
「その前に熱源チェックを。ここは七輪だから中心が高温になりますね。ガス火の店は周辺が高温エリアになりますから、肉の置き場所を間違えないよう注意してください(師匠)」
いよいよ肉焼きスタートです。
「肉は必ず人数分だけのせます。違う部位を一緒にのせたり、食べてる傍からどんどん網にのせちゃう人がいるけど、食べ終わってから次の肉をのせる、が鉄則です(師匠)」
……ときっちり、一品ずつ味わう、非常にフランス料理的な焼肉道をご披露いただきました。「焼肉って全部同じ味で飽きるのよね~」と思っていたソネはおおいに反省。「焼肉屋で『頂点の味』を極める!(P.14~18←ただ今『料理通信ONLINE』デジタルブックでご覧いただけます)」の企画はこんな体験から生まれたのでした。(sone)