エルメさんが、日本酒を堪能した夜。
■パン特集発売目前ですが、まだまだ日本酒の企画でひっぱりますよ。GW中なので、ゆるゆるっと更新・・・。
『料理通信』5月号、日本酒特集で「日本酒の基本」を学んだエルメさん。
取材の翌日、銀座「嘉助」でエルメさんを囲むお食事会に招きいただきました(編集長の代打です)。「嘉助」は編集部もお気に入りの小料理屋さん。エルメさんに日本の家庭の味を楽しんでいただきたく、キミジマがおすすめしたお店です。会にはおなじみリシャールさん、文化出版局の弘田さん、関さんも同席されました。
純和風の店内で、電話をかけるエルメさん。
「お飲み物は?」というおかみさんの声に、「ニホンシュ・ナマ・アリマスカ~」(少々脚色入ってます)。
「生はないのですが、全部純米酒ですよー」。エルメさんの目が輝きます。
*すみません、何を飲んだかはメモしてなくて・・・。銘柄割愛!
運ばれてくるお食事は、タケノコあり、肉豆腐あり、糠漬けあり・・・。果敢に箸を伸ばすエルメさん。お猪口が空になるペースも速い!
「これはね、酒粕」と、冷蔵庫から福光屋さんの酒粕を出してこられたおかみさん。エルメさん、ちょこっと舐めて「うーん。発酵しているからかな。カカオみたいな印象」。酒粕からカカオをイメージするなんて、考えたこともありませんでした。さすがパティシエ界のピカソ。
「これはね、糠漬け。これに漬けるんですよ」と糠床を出してこられたおかみさん。ちらりと見て、ちょっと舐めてみたけれど、糠床にはあまり反応ナシ。うーん、おかみさん残念。
最後はおじやを頂き、お食事終了。
すると弘田さんが、「エルメさんにね、和菓子をと思って・・・」と、赤坂「塩野」の包みを解きはじめました。
するとエルメさんが手を伸ばしたのはわらび餅。一同、「さすがお目が高い」。6種の和菓子をひととおり味見されました。
宴もたけなわ・・・そろそろお開きといたしますか。
「ちょっと歩いて帰ろうかな・・・(フランス語)」。
ほろ酔い気分のエルメさんは、銀座の街の中に消えていったのでした・・・。(ogura)
今回は日本酒の企画のために来日してくださった、エルメさん。超タイトなスケジュールの中で、武田双雲先生に書を習ったそうです。なんと書いた漢字は“甘”。