「女子力の時代」お金に関するエピソード-1
■「女子力の時代」の取材で、「店を開くにあたって用意したもの」を皆さんに尋ねました。答えのほとんどは誌面に詰め込んだのですが、載せきれなかった話をひとつ。
不動産屋、国民金融公庫、信用保証協会など、店を開くまでには、自分を相手に信用してもらわなければ、ことが運ばないという場面がいくつかあります。
ある女子は、国民金融公庫に融資をお願いしに行った時、係の人が通帳を見て「この人は大丈夫」と判断して融資を決めてくれたそうです。その判断基準は何だったのか? 気になりますよね。「ある日、ドカンとまとまった金額が入金されている通帳よりも、長期にわたって毎月少しずつでも決まった額を貯めていく、という姿勢が見える通帳のほうが、たとえ残高が低くても、信用度は高いそうです」とのこと。係の人は残高だけを見ているのではなく、通帳から計画性も読んでいるのですね。なるほど、と感心したエピソードでした。(ito)
「オーナー女子力」のページでは、青いスペースの中で、オープンの際の具体的な事務手続きをまとめています。
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