三越バレンタイン2010イベント報告
MOFショコラティエ、
ブルーノ ル・デルフ氏のショコラセミナー
■MOFとは、最高の技術を持つと認められる職人に与えられる、フランスの国家資格。創設から約80年の歴史を持ち、その目的は「伝統の継承」。職人の技術を称え、技と英知を後進に伝えていく大切な使命を担っています。3年から4年に一度の頻度で行われる厳しいコンクールで勝ち残った方にのみ与えられるもので、職人の憧れであり到達点でもあります。
今回のイベントには、2007年に見事MOFとなったブルーノ ル・デルフさんが登場。ル・デルフさんは、1999~2009年10月まで「ル・コルドンブルー・ジャポン」のシェフパティシエ、エグゼクティブシェフ、テクニカルディレクターを歴任された後、現在はご自身で技術指導やコンサルティングなど幅広く活躍されています。
ル・デルフさんにご披露いただいたのは、「フランボワーズとアーモンドのバー・ショコラ」。電子レンジを使用したテクニックは、チャレンジしてみたくなる親しみやすさがありながら、完成品にはプロの品格が光っていました。また、MOF審査の作品やエピソードなどの話も、会場の皆さんが熱心にメモをとられていたのが印象的でした。
←バー・ショコラ。我慢が出来ず食べかけです。
今後の目標は「日本でお店を出すこと」という、ル・デルフさん。近い将来、彼のお店でスイーツを楽しむことができる私たちは日本人は幸せです。(murata)
ブルーノ ル・デルフ氏の活動に関しては、
ホームページ
http://www.brunolederf.comをチェック!
MOFのメダル。純金製だから重い……。ちなみに、コックコートの襟のトリコロールカラーは、MOF取得者のみに許されています。
2010年 2月 25日 EVENT(食の世界の様々なイベント) | 固定リンク