パティシエのコックコートは、ポロック!
■フランス菓子の材料としてなかなかお目にかかれないメープルシロップ。第4回クインビーガーデン・メープルスイーツコンテストの審査委員長も務められた「オーボンヴュータン」河田勝彦シェフに、メープルシロップとメープルシュガーのスイーツを創作いただきました。
秋に開催されたクインビー・メープルスイーツコンテスト。受賞式の食事会のために、審査員のパティシエさんたちが作ったスイーツをキミジマがパチリ。
担当したキミジマとムラタは、「フランス菓子の重鎮・河田シェフはメープルという素材をどう感じ取ってくださるのか…」不安と興味で胸がこぼれそう
になっていましたが、河田シェフの「ホテル時代にメープルは必須菓子で馴染んでいたんだよ」とのお言葉に、ホッ。固定観念で視野を狭めてはいけないなと改
めて思いました。
『料理通信』2月号に掲載された記事に、読者の方からも早々と「河田シェフのメープルスイーツが興味深かった」とのお便りが届きました。まだご覧になっていない方は、是非誌面でチェックしてくださいね。
取材中に注目してしまったのが、実は河田シェフのコックコート姿。キャラメリゼやコンフィズリー作りと併走しながらだったのか、シェフのコックコートに
は、カラフルな色のスポッティングが…。思わず「ジャクソン・ポロックみたいだ!」と呟いてしまいました。スイーツのクリエーションのすばらしさは言うまでもありませんが、コックコートが自然にアートになる河田シェフ、素敵です。(murata)
ジャクソン・ポロックのアトリエの床や靴も作品のようだったと伝え聞きますが、スイーツもアートだと開眼。コックパンツもチェックでモダンでキッチュでかわいいのです。