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2009年12月26日 (土)

「ブルゴーニュはオルトレポーにもある」

年末進行を控えた11月下旬、輸入代理店エル・カミーノ主催のメーカーズディナーにお伺いしました。エル・カミーノは、イタリアはロンバルディア州オルトレポーに特化したインポーター。イタリアワインとチーズの専門店「イル・カリーチェ」や、榎本隆二さんがシェフを務める「ヴィノテカ サクラ」も運営しています。

Photoさて、そもそもオルトレポーってどこにあるのでしょう? 
「ミラノから40kmほど南に位置し、ポー川を越えたところ一帯がオルトレポー・パヴェーゼです。肥沃な土地として知られ、かつてはイタリアの食料庫としての役割も果たしていたんですよ」と、今回通訳をしてくださった小澤豊さん。ご自身もオルトレポーにお住まいです。
昔からブドウ栽培が盛んな土地で、3000年前のブドウの化石が出たことも。ピノ・ノワール(ピノ・ネロ)は200年ほど前から植えられており、そのポテンシャルの高さに近年注目が集まっています。

今回は、テヌータ・マッツォリーノ社の醸造責任者のジャン・フランソワ・コキャールさんが初来日。「ヴィノテカ サクラ」にて、熊本県南阿蘇「トラットリア ケイタ」シェフ、井本慶太さんとのコラボレーションディナーが開催されました。

Photo_4ジャン・フランソワさんは、ブルゴーニュに生まれ、ボーヌとディジョンの醸造学校出身のフランス人。彼は23歳でイタリアに移り住み、マッツォリーニのワインに携ってきました。そして2006年の「ノワール」(ピノ・ネロ使用)が2010年版ガイドブック『ガンベロロッソ』にて最高評価トレビッキエリを受賞(ちなみに、トレビッキエリを受賞したピノ・ネロはこれまで5社しかないのだそうです)。今では「ブルゴーニュはオルトレポーにもある」とまで言われるほどに。しかし、「僕がブルゴーニュ出身だからといって、“ブルゴーニュ”を造りたいわけじゃない。オルトレポーのピノ・ネロのすばらしさを、ワインで表したい」とジャンさんは言います。

Photo_5 一方、料理を担当した井本慶太シェフは、パヴィアの一ツ星「イ・カスターニ」で修業を重ねて今年帰国、南阿蘇に自身の店をオープンしました。今回はオルトレポーの郷土料理を洗練させたスタイルで披露。もちろん合わせるのはテヌータ・マッツォリーノのワインです。


【コラボレーションディナー 料理とワイン】


●アンティパスト 3種の盛り合わせ
  マッツォリーノ・ブリュット・スプマンテ NV

Photo_6●川魚の香草風味
  シャルドネ“ブラン”2006

●ファジョーリ・ディ・オッキォと鶉のリゾット
  ボナルダ“マッツォリーノ”2008

●鴨肉を2種類の調理法で
  ピノ・ネロ“ノワール”2006/1999

●ノアールに合わせた2種のチーズ

●トルタパラディーゾと森の実のジェラート
  モスカート2008



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料理は左上から右下の順に登場。チーズだけは撮影しそびれました。上段中央、川魚に添えたハーブ類は、井本シェフの庭で取れたハーブ。







2_3高評価のピノ・ネロはもちろん、スプマンテの泡はなめらか、モスカートはクリーミー。エレガントさが見え隠れしています。ディナー後、迷った挙句シャルドネを購入。冷やしておいて、鍋にも合わせてみようかな。ジャンさんにサインをしていただいたボトルを眺めながら、年内のディナー予定を組んでみることにしよう。(ogura)

●テヌータ・マッツォリーノ
http://www.tenuta-mazzolino.com/

●イル・カリーチェの通販サイト
http://il-calice.shop-pro.jp/

2009年 12月 26日 EVENT(食の世界の様々なイベント) |

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