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2009年12月29日 (火)

暮れの到来物 その1

X'masケーキの新傾向――ポスト・シュトーレン

12月に入ると、仕事でお付き合いのある皆様から「暮れのご挨拶」が届いてまいります。年末進行のあまりの忙しさで、
「カラダがちぎれる~」
(パーティのお誘いを断らざるを得ないことに)心がちぎれる~」
(〆切に間に合わない恐怖から)胃がちぎれる~」
と騒いでいる最中に届けられる贈り物には、一瞬、気持ちがゆるみ、頬もゆるみます。

この場を借りて、心からの御礼を申し上げます。

なにせ12個の胃袋集団ですから、届くなり開封されることになります。頂戴した品はなるべくトリッパ通信でご紹介しようと思っているのですが、ほとんどの場合が気付くとすでに食べ終わっている……。今回ご紹介する品々は、運よく記念撮影できたレアケースです。
いずれ劣らぬ名品揃いでしたが、1月6日発売号の担当でヒーヒー言っていたキミジマの命を救ったのは、マルイ漬物のぬか漬けでした。外に買いに行く余裕もなく、パックご飯とぬか漬けという日が続いたのですね。マルイ漬物さん、ありがとう。

ふりかえってみると、3年前の『料理通信』創刊時にはシュトーレンが多くて、「シュトーレンの食べ比べができるね」とオグラと語り合ったものでした。今年は「ポスト・シュトーレン」の気配濃厚。「ザ・リッツ・カールトン東京」はショートケーキの他にペストリーを、「パーク ハイアット 東京」は「レープクーヘン」をお持ちくださったのですね。

レープクーヘンはゲルマン系の古典菓子です。スパイスクッキーのケーキ版と言えばよいでしょうか。「パーク ハイアット 東京」の総料理長ステファンさん(オーストリア人です)のおばあちゃんのレシピで作られたとか。すばらしくおいしかったです。(kimijima)

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左:今年のエルメのX'masケーキのひとつはキャラメル。多層構造で複雑な構成、味はキャラメルで統一、さすがでした。
中:辻調さんのケーキは、教科書に忠実な(?)優等生ぶり。
右:エコール・ヴァローナ 東京のシェフ、ファブリスさん製。ショコラ・オ・レのムース、シトロンジュレ、ヘーゼルナッツ、ヘーゼルナッツ生地という構成。

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左:「ザ・リッツ・カールトン東京」製、王道のイチゴショート。スポンジの口溶けといい、生クリームの軽さといい、超一級品。編集部の人気も抜群。 中:デニッシュも
右:「グランド ハイアット 東京」さんは、いつもクリスマス・ハンパーをお持ちくださいます。真っ赤な箱の下のほうには、キャンディがぎっしり詰まった袋が隠されています。

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左:「パーク ハイアット 東京」からは、ミートパイとレープクーヘン、そしてワインが。シェフ・パティシエの川内さんは「ア・ポワン」出身。ミートパイは「ア・ポワン」仕込みです。
中:これが、レープクーヘン。底にウェハース生地が敷いてあるのが特徴。原形はもっと素朴です。さすがパークハイアット、かなりモダンでスタイリッシュになっています。
右:イタリア食材を扱うバリエインターナショナルから、クリスマス・イヴに、イタリア製のパネトーネが届いてきました。

2009年 12月 29日 スイーツ・パン |

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