挑戦あるのみ みそ汁レシピ世界大会-1
■『料理通信』10月号、P80に掲載している「みそ汁世界大会」では日本人シェフ、外国人シェフ、読者、総勢10名の皆さんにみそ汁レシピをご提供いただき、再現するという初の試みを行いました。レシピを再現してくださった青山有紀さんとは今回が初仕事。青山さんは目黒のおばんざい屋さん「青家」のオーナーシェフで、今年の7月から中目黒にキッチンスタジオをオープンしたばかり。今回の撮影も、昭和の空気が緩やかに流れる和みのキッチンで行われました。
*スタジオの様子はこちらから
さて、我々取材班が到着すると、すでにガス台の上には3つの鍋が同時進行中。今回、10種のみそ汁、しかもレンズ豆やらチーズ、オリーブ油など初めてのレシピばかりなので、内心うまくいくかどうか? 本当においしいのか? 見た目は地味にならないか……などなど不安要素は尽きなかったのですが……。
見た目は本誌をご覧いただくとして、肝心の味ですが、いずれもみそとの相性に違和感をまったく覚えない、それどころかどれも「旨い、旨い」を連呼させる組み合わせ。レシピを信じていないわけではなかったのですが、特に外国人シェフのみそ汁は、食べるまで正直不安でしたね。皆さんも、レシピだけ読んでいては、やや不安かも知れません。不安を取り除くには挑戦あるのみです。是非、チャレンジを。個人的にはステファノシェフの鹿児島の麦みそで作るみそスープにビビッと刺激をもらいました。(ito)
ガスはダッチオーブンが入るガスレンジ「プラスdo」。和の台所にもしっくりと馴染んでいました。
“みそ”の話題は、明日も続きまーす。