あなたの飲んでいるお茶は、どんなお茶?
■『料理通信』9月号の第2特集「日本茶最前線」は、もうご覧いただけましたか? 毎日届くアンケートハガキを見ていると、スイーツ特集の感想と共に、「日本茶の記事は勉強になりました」とお書きくださる方も多く、担当者は密かに「よしよし・・・」と手ごたえを感じております。
ワタクシゴトで言えば、子供の頃から日本茶+煎餅派。大人になってから農園別ダージリンにはまり、その後バッハコーヒーが日常となりましたが、それでも、毎朝日本茶は欠かしたことがありません。「朝茶は三里帰っても飲め」「朝茶はその日の難逃れ」とも言われますしね、朝は日本茶に限ります。なのに、編集後記にも書いたとおり「お茶の木はカマボコ型に育つ」と思ってました。片平さん、ごめんなさい。片平さんちの畑を見て初めて知りました。「お茶の木は切らなければ、ボーボーに育つ」ということを。
エルメさんとご一緒した「茶畑ツアー」から、エンジンがかかりました。日本茶のセミナーがあると聞けば出席、日本茶鑑定士のいる店にせっせと通ってお茶を買い、日本茶カフェにお客として訪れては世間話・・・じゃなくて、お茶の話を聞き、再び静岡・片平さんの畑に足を運び畑を見て…。こうして出来たのが今月号です。読み物系の企画ですが、読んでいただければ、日本茶の今がするりとおわかりいただけるはずです。お茶こぼれ話は、もう少し続く・・・予定。(ogura)
日本茶企画STEP・1の片平さんちのお茶ラインナップの色校誌を切り抜いて、茶袋にペタリ。「本日のお茶は、渋味系の“くらさわ”でございますー」と、コーヒーマスターから転身。編集部では今、お茶が選り取りみどりです。