緑が似合う男。 その名は、エルメ。
■読者ハガキを見ていたら、こんなコメントがありました。
「ピエール・エルメさんが色んな所に立ちつくしている写真を見ると、この人どんな人やろうって興味本位で本を買ってしまう・・・」
ふふふ、効果大ですね。
『料理通信』をご愛読くださる方はよーくご存知でしょうが、ご存じない方のために説明すると、9月号で静岡の茶畑を訪れたエルメさん、昨年はわさび田を訪れていました。おそらく、このハガキを下さった方も、去年の号をご覧になられたことでしょう。雨に濡れたわさび田で、傘を差して立ちつくすエルメさん・・・。皮ジャンに紫のシャツがお洒落。
1年後、訪れたのは、これまた緑の茶畑。あいにく1番茶と2番茶の間の時期で刈り取られた後。とはいえ、あたり一面、緑。円形劇場のような茶畑の中で撮影します。誌面からはわかりにくいのですが、ここはかなりの急斜面。そして畝は細い。・・・遠くから見守っていたのですが、降りていくのはちょっと大変そうでした(戻ってくる時も・・・言うまでもなく)。
身だしなみを整えて、撮影。なされるままの姿のエルメさん。ちょっと可愛い。
でも、扉の写真をご覧いただければおわかりですね。エルメさん、実に嬉しそうな表情です。あっ、お茶の葉っぱを引っこ抜いてるし。サングラス姿のエルメさん、茶農家さん宅でくつろぐエルメさんなどなど、写真だけでもお楽しみいただけます。もちろんじっくり読んでいただければタメになります。『料理通信』9月号を要チェック!(ogura)