ワインのカーブと本棚の関係!?
■昨年のワイン特集が始まりでした。「ワインの保管」や「ワインの熟成」について考え出したのは。ワインマニアでもなく、ただワインを飲むことだけが楽しい! だからもっぱらワインショップで購入しては、自宅保管を経由して、立派な肝臓へ直送していたムラタ。
本を愛するが故に、料理本も雑誌も捨てられず、デザイン本から限定古書まで、なんでもありのジャンルが雪崩れる自身の本棚を眺めながら、ふと考えました。本棚を見ればその人となりがわかるといいます。ワインでも人となりがわかるのではないか? ワインなら古いヴィンテージを集めたり、造り手で選んで購入したり。省みれば、我がデイリーワインは、週刊誌のように読み捨て(肝臓直結=飲み捨て?)ていなかっただろうか。
ワインセラーでの保管や熟成は、ワインのプロに教えていただくのが一番。「恵比寿ワインマーケットPARTY」 「ラ・ヴィネ」の代表・荻原初男さんと、トリッパ隊のソネ&トリヤマも加わって、テラダワインセラー(寺田倉庫株式会社)見学会を実施しました。いろいろなタイプの「保管」&「熟成」スタイルが楽しい! 見学時、セラーの増床部分(ケースタイプ用)は工事中でしたが、工事現場すら楽しい! 「点ではなく線で楽しむワインをもっと皆さんに知ってもらいたいですよね」という荻原さんのお言葉に、まさにムラタの「本棚=ワインセラー」構想がめきめき湧いてきました。
素敵な本屋さんに出会うと、一生モノの本に出会え、さらにそこから新たな本や作家と繋がっていく。ワインショップも本屋さんと同じ。こだわりの古書店で探すのも良し。得意分野のあるセレクトショップで選ぶのも良し。要は、いかに感動できる本やワインと出会うかではないでしょうか。
『料理通信』9月号の「夏の酒とつまみ」特集は、季節柄「ワインの保管」について考えるベストシーズン。荻原さんには今回、まさにスペシャルな“出会い”をセレクトいただきました。すぐ飲むワインを1本と2~3年寝かせて楽しむ分を、もう1、2本。やっぱりデイリーワインを眺めながら「熟成させる」カーブを持つ! という楽しみに、本気でチャレンジしたくなりました。本棚のようにたくさんのワインで雪崩れになることを夢にみながら。詳しくは本誌にて。(murata)
「恵比寿ワインマーケットPARTY」では8月5日まで、誌面で紹介したワインが並ぶ“荻原さんセレクト「テラダワインセラー」で育てて飲みたいお手頃ワイン”コーナーを展開中。もちろん、その他のワインもテラダワインセラーへ直接預けることが可能です。
ワイン保管の需要を受け、テラダワインセラーは6月末に増床。元々書庫だった部分をセラー環境にしたそうです。
ほらやっぱり、ワインカーブと本棚って近しい? 東急沿線の社内広告はご覧にいただけましたか?
テラダワインセラーのパンフレット。
申し込み用紙の裏にはおまけが!(副編集長ソネのアイデア) 是非、手にとってご覧ください。
今回はコラボ企画が実現! 期間中にショップで購入したワインをテラダワインセラーへお預けいただいた方(先着3名様)に、プジョー ワインアクセサリーシリーズ「クレ・デュ・ヴァン プロフェッショナル」をプレゼント。
これも“点を線で楽しむためのワイングッズ”です。
2009年 7月 22日 INFORMATION | 固定リンク