鳥取県大山町-知る人ぞ知る食の宝庫です!
■満月が照らす七夕の夜、新丸の内ビル7Fにある蒸し料理レストラン「musmus」にて、「鳥取県大山町フェア」が開催されました。鳥取と聞くと、つい反射的に鳥取砂丘を連想していませんか?(実は、私がそうでした…)
いえいえ、鳥取の魅力はそれだけにとどまりません。鳥取は、ベニズワイガニ・クロマグロの漁獲量日本一を誇るなど、食シーンにおいても注目すべきエリアなのです。
なかでも大山町は、鳥取を代表する食の都。その理由は、独特の地形にありました。日本海と名峰 大山を望むこの町には、海抜0mから1709mという大きな標高差があります。この差こそが、豊かな食材をはぐくむもと。標高差の分だけ気温や地質に差があるので、お米、野菜、山菜、くだもの、海産物と、バラエティに富んだ食材が育つというわけです。
また、大山特有の肥沃な黒土やミネラル豊富な水があるのも、生産者にとってはこのうえない恵みとなっているのです。
フェアには平井伸治 鳥取県知事も来場。地元鳥取のご自慢食材のPRに大忙しでした。
当日のメニューを見れば、その話も大いに納得できました。カウンターに所狭しと並べられたのは、ダイナミックな漁師料理から手の込んだ家庭料理、大山でしか食べられない郷土料理まで、実に多彩な品々。ひっきりなしにゲストが並び、どのお皿もあっという間に空になっていました。自然の恵みがたっぷりつまっているからこそ、ひときわ引き立つ素材のおいしさ。初夏にこれだけの味わいを堪能できる大山は、これからのシーズンこそ目が離せませんよ!(chiba)
料理のほんの一部。もずくよりコリコリした食感が特徴の海草は「坊主ごろし」と名前もユニーク。
2009年 7月 17日 EVENT(食の世界の様々なイベント) | 固定リンク