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2009年7月21日 (火)

草むしり失敗、久松農園探訪

Hisamatsusan 『料理通信』ゲストアンバサダー堀田正子さんが事務局長を務める「こめみそしょうゆアカデミー」の「おでかけ・こみしょう」、通称“おでこみ”に足を運びました。

今回の訪問先は、茨城県・土浦市の「久松農園」。『料理通信』2008年7月号「インディペンデントな生産者たち」にご登場くださった、ひとり農家・久松達央さんの畑です。

とりたての枝豆を手に、畑を案内する久松達央さん。


紫峰・筑波山にほど近い久松さんの畑は、夏野菜と秋冬野菜の端境期を迎えていました。実が熟し、収穫されるのを待つ夏野菜たち。夏空の下、もぎたての野菜を手に久松さんがその性格や特徴、栽培の現状などを参加者に説明します。普段は滅多に立ち入れない久松さんの畑だけに、皆真剣な面持ちで耳を傾けました。

ビジネスとして農業を営む久松さんが最も重視するのは、「その旬に、時期を逃さず、鮮度良く、いかに消費者に届けるか」とのこと。そのために立てられる綿密な栽培計画には脱帽の一言です。計画には、経営努力はもちろん、顧客への細やかな配慮も盛り込まれ、多品目・多品種の短期間栽培が重視されています。それは販売ルートのすべてを直販でまかなう久松農園ならではの流儀。年間を通して顧客のもとに畑からの便り(商品)が絶えず届くように考えられており、また結果として廃棄物などのロスも少なく、経営上の無駄がないんですね。

「自分で作り、自分で売る」、このシンプルな久松さんの経営理念や、「安全より健康」「おいしさ第一」だからこそ選んだ有機農業の話に、日本農業が進める道の一つを垣間見た気がしました。

Tomato ところで、久松さんの話に夢中になりながらも、参加者たち(私だけ?)を更に虜にしたのが、畑でいただいたもぎたての野菜。生のままパクリと齧ったトウモロコシの甘さ、昔ながらの青臭くも濃い味のトマトといったら!田舎で暮らしていた頃の夏の記憶が一挙に蘇りました。実は、今回の“おでこみ”最大の目的は、秋冬野菜の播種を待つ畑の草むしり。にも関わらず、皆、元気な野菜を見て触れて、そして食べることに夢中になり、タイムオーバーになってしまいました…。草を伸ばして待っていてくださった久松さん、ごめんなさい。(watanabe)



Curry_2↑実はもちろん、葉や枝からも昔ながらのトマトの香りがします。

←久松さんの一番弟子で今年1月に独立された山内生子さんお手製の、とれたて野菜カレー。おいしさがじわじわと広がりました。

2009年 7月 21日 EVENT(食の世界の様々なイベント) |

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