“タルトフランメ”のススメ
■『料理通信』6月号 「なぜ、満席にできたのか?」特集内、「世界で今、満席の店 パリ編」によると、今、パリで満席の店は「粉もの」なのだそうです。詳細は本誌をご覧いただくとして・・・・・・
皆様は「タルトフランメ」という料理をご存知ですか? フランス・アルザス地方の「粉もの」料理です。薄くのばしたパン生地にチーズベースのソースをひいて、ベーコンと玉ねぎをのせるのがベーシックな味。それを高温の石窯でパリパリに焼き、画板のような板の上にのせて供されます。アルザスは白ワインと共にビールもおいしい土地。そのどちらにもピッタリ相性抜群です。
4/27まで伊勢丹で開催されていたフランス展に、カイゼルスベルグ村にあるMOFシェフ、オリヴィエ・ナスティ氏の人気タルトフランメ専門店「フラメンコ」が来るとの知らせが。私設アルザス応援団としてはいても立ってもいられず、いそいそと食べに出かけました。お向かいのブースで売られていたバスクの生ハムとハーブをのせたタルトフランメとベーコンとオニオンのタルトフランメ、そしてホタテとサツマイモのカレー風味タルトフランメを2日間通って食べてきました。
そのなんとも言えない素朴なおいしさったらたまりません。特に白ワインやビール好きの方には、大変気に入っていただけるのではと思います。その味をイメージで表現すると、教会に続く石畳。ピンクに塗られた木組みの建物。その店先に赤白のチェックのテーブルクロスをかけたテーブルと椅子を出して、窯から出した焼きたてタルトフランメのチーズとオニオンの香りが辺りに漂う。熱々のタルトフランメと白ワインを頂く昼下がり。ね、味は全くよくわからないとは思いますが、なんだか食べたくなりませんか? きっと皆さんにも気に入っていただける料理の1つと信じています! まだまだ未体験の方も多いアルザス地方の「粉もの」。どこかで見かけたら試してくださいね。このタルトフランメをはじめアルザスの料理やお酒、スイーツを気軽に食べられるレストランがたくさん出来る日を、アルザス応援団として強く望むばかりです。
アルザス地方は宮崎駿監督の「ハウルの動く城」のモデルにもなった美しい家々の立ち並ぶ美しい地方です。ドイツとの国境に位置し、「最後の授業」の舞台でもあります。悲しくつらい過去を経験しているからでしょうか。そこに住む人々の多くは心温かく優しさを持っています。パリからストラスブールまでTGVも開通しアクセスも良くなりました。料理、ワイン、ビール、スイーツ。とにかく胃袋的魅力も満載のアルザス地方を是非訪れてみてください。(アルザス応援団長 toriyama)
2009年 5月 14日 本日のトリッパの中身 | 固定リンク















