帰省する方も、上京する方も、この一冊があれば大丈夫。
■『東京手みやげ 逸品お菓子』、もうご覧いただけましたでしょうか。
朝日新聞マリオン欄で3年半連載した「逸品ものがたり」の中から、厳選した130品を1冊の本にまとめたものです。お菓子は月別に分けられ、「お菓子の品格マトリックス」付き。ラグジュアリーかカジュアルか、万人向けか通好みか、手みやげ選びに迷ったら、贈る相手の顔を思い浮かべてこのマトリックスをご覧いただければバッチリ。
掲載時はほぼモノクロでの掲載でしたが、今回はフルカラー。読んで愉しい、眺めて愉しい1冊です。帰省時の手みやげ選びにお役立ていただければ嬉しいです。
料理通信セレクト『東京手みやげ 逸品お菓子』
株式会社河出書房新社刊
定価:本体1500円+税
ISBN978-4-309-27091-3
●お近くの書店、河出書房新社サイト、もしくはオンライン書店でお求めください。
■「逸品ものがたり」の連載も3月で終了。思い返せば、連載開始当時、事務所もなかったTRIPPA。取材の帰り、キミジマと一緒に撮影場所を探して流浪したこともありました。ある時は、とある会社の片隅をお借りしたり、またある時は、隅田川のほとりで撮影したり。日が暮れる前に撮影しなくちゃと、急いで自宅に持ち帰ったこともありました。とにもかくにも、これら130品以上を撮影したのはこのNikon coolpixです。たまに編集部にお見えになったカメラマンさんに、「これで撮ってるのー?」なんておどろかれるのですが、いやいや、結構いいやつなのです。去年の夏からリコーGRを使い始めましたが、それでもこの連載はNikonで撮影を続けていました。オールカラーになって、感慨深いです。(ogura)