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2009年2月15日 (日)

『料理通信』のロゴ制作者 「クラフト・エヴィング商會の装幀」展

12月24日(火)まで、紀伊國屋画廊にて「クラフト・エヴィング商會の装幀」展が開かれています。

「クラフト・エヴィング商會」と言えば、『料理通信』のロゴ制作者。

クラフトさんが描き出す世界が好きで好きで、新しい雑誌を立ち上げるにあたって、「ロゴをお願いしたい」とご相談に伺ったのは、2005年の秋でした。
下北沢の喫茶店でコーヒーを飲みながら、「雑誌名は『料理通信』にしようと思うんです」と申し上げたところ、「食の世界の“通信社”ですね」と言われたのです。「世界の片隅の小さな通信社で電信機がカタカタ鳴っているような」と。
私は感動しました。その時、自分たちがやろうとしていることに対して、具体的なイメージを与えてもらったのだと思うのです。立ち上げに必死で、無我夢中で、漠然と『料理通信』という名前だけは握りしめていた私たちに、どんな存在として生きていけばよいのか、そこで示されたかのようでした。

42クラフトさんが描き出す世界は、どこか懐かしく幻想的で、その中にこの世の真実がひっそりと隠されていて、現実に飲み込まれてしまいがちな自分をそっと本来いるべき場所に連れ戻してくれる……そんな気がします。

私とクラフトさんとの出会いは、『どこかへいってしまったものたち』でした。奥付には、こんな絵が(右)。

『料理通信』のロゴは、自己主張の強い雑誌ロゴ(書店で目立つことを前提に考えられるから仕方がないのですが)の中にあって、異例の華奢さ。モダンでありつつ、どこか懐かしくもある、そんな時間を超越したテイストと、主張しすぎないけれど芯の強そうな「佇まい」が、私は本当に好き。クラフトさんのキャラクターそのままであり、私たちが目指す生き方でもあります。(kimijima)

クラフト・エヴィング商會の装幀
「ちくまプリマ-新書」100点を記念して


会期 2009年2月12日(木)~24日(火)
時間 10:00~18:30(初日は~17:30、最終日は~18:00)
場所 紀伊國屋画廊
  筑摩書房のサイトはこちらから
  http://www.chikumashobo.co.jp/blog/news/entry/117

2009年 2月 15日 EVENT(食の世界の様々なイベント) |

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「群青学舎 4巻」入江亜季 やっぱりステキな作品だー!としみじみ思う。 スタイルもタッチも表現も、あと間が絶妙で絶品です。 会社の近くの本屋で買って、帰りの電車の中で周りの音が聞こえなくなるくらい集中してガーッと読んだ。 どれが一番?なんて選べないけど、ライダーとマージがすごく好きです。 今回の七色シリーズのお母さんも素敵だったなぁ〜。 美しく広く強く可愛らしい。 良い時間を過ごしました。金曜日の夜。 「ないもの、あります」クラフト・エヴィング商會/ちくま文庫 ... 続きを読む

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