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2009年1月 8日 (木)

エルメのアトリエを守る、リシャールさん&ドラピエさん

「ピエール・エルメ・パリ」の取材でアトリエを訪れました。今年のバレンタインの新作「クール オリジーヌ」の作り方を見せて頂いたのです(『料理通信』2月号で、味わうツボ&作るツボを紹介しています)。天下のエルメですからね、仕事を超えて興味津々。出迎えてくださったのは、リシャールさん、ドラピエさん、プレスの近藤清香さん。この日の撮影は、ドラピエさんが作り、リシャールさんがアシストという豪華なキャスティングでした。

Photo_2 Photo_3

リシャールさんとドラピエさん、大物パティシエ2人で、細部まで行き届いたお菓子作りを見せてくださいました。

Photoリシャールさんは、ホテルニューオータニのエルメブティックオープン時より、日本のエルメブランドを守ってきた人です。私たちはオータニ時代から取材の度にお世話になってきました。リシャールさんがオータニのエルメを辞めた後、そのポジションを継いだのが、ドラピエさん。フランス語のできない私に一生懸命、日本語で説明してくださるやさしいパティシエです。

2人の大物パティシエ(サイズも)のお陰で取材は極めてスムーズに終了。特別なことは何もしないのが印象的でしたね。ビスキュイ・ショコラとガナッシュ、2つのパーツで出来たケーキなのですが、ごく普通の作り方なんです。でも、食べると、特別の味わい。なぜなんだろう……。

Photo_4後日、私が留守の間に、新商品のショコラボックスを届けてくださいました。パッケージ・コレクターにとってはたまりません、このデザイン。ムラタと奪い合いになっております。(kimijima)

今年のバレンタインボックスから。蛍光色のパッケージはコレクター好み。

2009年 1月 8日 今月の『料理通信』 |

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