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2009年1月12日 (月)

三重食材の旅・その2

捕れたての伊勢海老の刺身を食べ、
たっぷりのお湯に浸かって、あぁ~極楽!

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次に訪ねたのは、伊勢ひじきの製造元「北村物産」。創業1790年(フランス革命の翌年ですね)、現当主は9代目という老舗です。ご説明くださったのは10代目の北村裕司さん。まず、伊勢ひじきの製法ですが、(1)刈り取り→(2)素干し→(3)水戻し・水洗い→(4)蒸し→(5)乾燥、という工程を踏むそうです。伝統的に「(4)蒸し」の製法を採っているのが伊勢ひじきの特徴で、他の地域では従来「茹で」てきたらしい(最近は他の地域でも蒸すところが増えたとか)。「茹でると味わいの成分が流れ出てしまう。伊勢では蒸すため、味をしっかり含んだひじきに仕上がるのです」と北村さん。北村物産にはベテランの蒸し職人がいて、「その日、入荷したひじきに合わせて、水戻し、水洗い、蒸しの作業をします」。職人の見極めひとつ、腕ひとつで全然違う仕上がりになってしまうそうです。なお、「三重ブランド」として県の認定を受けた「伊勢ひじき」は、「収穫した浜ごとに袋詰めしている」とのことです。

写真)明治30年の水産博覧会で受賞するなど、古くから高い評価を受けてきました。

Photo_10さて、クリスマスイブの夜、私を出迎えてくれたのは、鳥羽市畔蛸町の「民宿北川」。岩牡蠣の生産者として知られる北川聡さんが営む海べりの宿です。何を隠そう、数年前に牡蠣に激しくあたって以来、牡蠣は恐る恐るの私。「民宿」という名称にも恐る恐るでした。だって、バイオトレジャー仲間の山本洋子さんから、「なんと君島さんはクリスマスイブにあの北川さんの宿に泊まるとか。ぷぷぷーっ(笑)、すごい!」というメールをいただいていたのです。いったい、どんな宿だ……。ところがどっこい、これがいい宿なんです。捕れたての伊勢海老やヒラメ、サザエの刺身ほか、山育ちの私には把握し切れない生きの良い魚の数々でもてなされ、大きな湯船でたっぷりのお湯に浸かって、ああ、もう極楽だぁ~。すっかり一年分の疲れを取り去ったのでした。最高のイブだわ……。

Photo_11翌朝は、北川さんの船で海へ。風を切って走る船が気持ちいい―――。北川さんが育てている岩牡蠣を見せてもらい、北川さんの話に惚れ込んだキミジマ、「絶対、この人、取材してやる」、心に決めたのです。(kimijima)
写真上は「民宿北川」での夕食。ご主人が捕ってきた魚でもてなしてくださいます。ご主人は、米も作れば、猪も撃つオールラウンダー。翌朝、船に乗せていただきました。

Photo_12

昔は相撲をやっていた海の男。だから、民宿の部屋名は、「北の湖部屋」「九重部屋」など相撲部屋の名前なんですよ。

2009年 1月 12日 ルポ |

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