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2008年12月 3日 (水)

フランスチーズ鑑評騎士の会 叙任式が行われました

今年は日仏友好150周年。様々なところでイベントや式典が行われていますが、チーズの世界も例年に増して盛り上がりを見せています。

「フランスチーズ鑑評騎士の会」というのをご存知ですか? もともとは、フランスの伝統的チーズを守っていくため、そしてチーズの製造、販売に携わる人々を支援するため、1954年にフランスで設立された会。現在、そのネットワークは世界中に広がり、会員数は延べ1万5千人を数えます。また、チーズを専門に扱う業種の人だけでなく、一般愛好家まで会員の幅を広げています。

Photo_7その日本支部が、11月の半ば、「ホテルメトロポリタンエドモンド」で新騎士(=シュヴァリエ)の叙任式と祝宴を催しました。「フランスのチーズを心から愛する人たちの集まりへようこそ」とグラン・オフィシエ(大将校)である江上料理学院院長、江上栄子さん(右)からの挨拶の後、新たなシュヴァリエに任命されたのは19名。

Photo_10一様に緊張の面持ちを浮かべながらも、「プティ・ポワン」北岡尚信シェフ(左)や、「フェルミエ」本間るみ子さんなど、オフィシエ(将校)の称号を持つ方々の推薦の言葉を受け、叙任の儀式を済ませました。

Photo_15 引き続いて行われた祝宴で、会場はさらに活気づきました。鏡開きには岸 朝子さん、宇田川 悟さんらが参加。また「ビゴの店」藤森二郎さんと共に壇上に上がったフィリップ・ビゴさんは、会場全体をトークで盛り上げ、「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」総料理長の中村勝宏さんは、松平博雄賞という大変栄誉ある賞を受賞するなど、錚々たる顔ぶれが並びました。集まったシュヴァリエたちは、上質な料理の数々や各テーブルに配られたチーズプラトーに舌鼓を打ち歓談を楽しみながらも、壇上に熱い視線を向けていました。(yagi)

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(上)ヨーロッパのワインコンクールでチャレンジ金賞を受賞した純米吟醸酒「郷乃伊譽」で鏡開き。(左)関西弁でチーズに対する思いを熱く語り会場を盛り上げたフィリップ・ビゴさん。(中)チーズ・プロフェッショナル・協会の桝田規夫さん。(右)桝田さんが手掛けたチーズプラトー。日仏150周年を記念して、和と洋の融合を図っている。

2008年 12月 3日 EVENT(食の世界の様々なイベント) |

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