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2008年11月11日 (火)

あのルーチェのヴァーティカル・テイスティングを体験!

036イタリア・フィレンツェの名門フレスコバルディ家と、カリフォルニアの人気ワイナリー、ロバート・モンダヴィが手を組んで、1995年、トスカーナに設立した「ルーチェ・デッラ・ヴィーテ」。そのフラッグシップワイン「ルーチェ」がリリースされるやいなや注目を集め、瞬く間に高い評判を得たことはよく知られています。

忘れもしません、1999年9月30日、場所は「パーク ハイアット 東京」のボールルーム。ランベルト・フレスコバルディ氏とティム・モンダヴィ氏を迎えて開かれた華やかなお披露目のパーティでのこと。「ルーチェ」の造り手2人を前に大盛会となったこの日の記念品として手渡されたのが、ワインボトルが入ったと思しき箱でした。同席の人々と「えっ、ルーチェ?」と冗談半分に色めきたったものの、ボトルの正体はグラッパ。至極納得したのも懐かしい思い出です。

あれから、10年。「ルーチェ」のヴァーティカル・テイスティングが開かれると聞き、駆け付けました。会場は、メルシャン本社会議室。ルーチェ・デッラ・ヴィーテ社長ジョバンニ・ゲッテス氏によるレクチャーを聞きながら、テイスティングした結果は(あの、ごくごく個人的な感想ですので)……。

1994  際立つ酸。ブドウの生なフレッシュ感。時間が経つと、淡い苦味が顔を覗かせる。
1997 フレッシュ感より熟成感。“甘くないポート”のような印象。
1999 喉の奥で弾ける酸。味に深み。時間が経つと、梅干のようなニュアンスが。
2001 ベリー系の果実味たっぷり、濃く深くパワフル。高いポテンシャル。
2002 やわらかく、やさしい味わい。突出のないグッドバランス。
2004 南っぽい。甘みと酸のバランスがとれて、厚みあるフルボディ。
2005 甘味が強く、酸は穏やか。困難が多かった年だそうですが、偉大なワインはそういう年ほど本領発揮するもの。期待大ですね。

046テイスティング開始から時間が経過すると、味わいも変化。「初対面の印象もあるけれど、時間を経て明らかになる面もある。どっちが本性?」。
私の好みはと言えば、ルーチェ2001でした。(kimijima)

ルーチェ・デッラ・ヴィーテ社長ジョバンニ・ゲッテス氏。右手に持っているのが「ルーチェ」、左手に持っているのが「ルーチェ・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2003」。「ルーチェ」がサンジョヴェーゼとメルローのブレンドなのに対して、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、サンジョヴェーゼ100%。濃く澄んだ完璧なルビー色、見た目通りの味わいです。

006
おみやげは今回もやはり、グラッパでした。

2008年 11月 11日 EVENT(食の世界の様々なイベント) |

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