フィローネとは何ぞや?
■ネット検索していたら、「フィローネを使った新しいサンドイッチがスターバックスコーヒーに登場」というフレーズが目に飛び込んできました。
「フィローネ? 何、それ? 知らんわ」。パン特集を出したばかりというのに、知らない事実発覚に焦るキミジマ。クリックしてみると、
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「フィローネ」(Filone)とは、日本ではあまり知られていないイタリアンブレッドの一種。イタリア語で「小川」「流れ」を意味し、細長い形状と歯切れのよい食感、素朴な味わいが特徴だ。スターバックス コーヒーでは、高品質なカナダ産の春小麦を使用。ざっくりとした食感を出す全粒粉をブレンドし、通常のパンよりも水を多く加える伝統的な製法で、外はカリカリ、中はモッチリとした食感を実現した。(以上引用)
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と書いてあります。さっそくオグラにメール、「知ってた?」。すると、オグラから即返信が、「うぉー、高加水!!」。そうなんです、文中に「通常のパンよりも水を多く加える伝統的な製法」とありますでしょ、今、うちの編集部はやたらこの「高加水」に反応してしまうのです。それもこれも、いま書店に並んでいる『料理通信』10月号パン特集のテーマが「高加水」だから。「いよいよ来てるね、高加水パン」と一人うなずく私。即スターバックスへ走ったことは言うまでもありません。みなさんは、書店へ走って『料理通信』を。高加水パンのレシピも載っています。(kimijima)
フィローネとは違うけれど、『料理通信』10月号の表紙に撮影したこのパンもまさに「全粒粉をブレンドし、通常のパンよりも水を多く加える伝統的な製法で、外はカリカリ、中はモッチリとした食感」です。
10月号にはこのレシピが収録されています。ちなみに、販売部のワタナベは表紙の写真を見て「泣いちゃいました」。アルザスに住んでいた頃を思い出したのだそうです。「ミレーの絵みたいですね」。ほんと、フランスの田舎家のテーブルのような雰囲気です。
2008年 9月 13日 | 固定リンク
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