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2008年8月27日 (水)

オーストラリアワインの勉強会に行ってきました

011_28月21日、オーストラリアを代表するワインライター、デニス・ギャスティン氏を講師に迎えて、オーストラリアワインのテイスティングセミナーが開かれました。テーマは「リージョナル・ヒーローズ」。これは、オーストラリアワインが掲げているキーワードで、産地の特徴を生かした品種やスタイル、産地のプロフィールを高めることに貢献している生産者のこと。品種で言えば、タスマニアのピノ・ノワール、ハンターヴァレーのセミヨンなどが挙げられます。

027当日は、白5種、赤5種、赤のスパークリング2種が登場。デニス氏の解説を聞きながら、テイスティングしました。地域と品種を念頭に置いて飲むことで、今まで茫洋としていたオーストラリアワイン(なにせ広大だし)の特性がくっきり見えてくるから不思議です。セミヨンやリースリングの他国にはない魅力を発見し、タスマニアのピノにピノらしさを感じて、オーストラリアワインがぐっと自分好みになったのは収穫でした。オーストラリアワインは「酸がしっかりしている」「長熟である」、この2点も大きな発見。なにせ、私のワイン選びのポイントは「酸」と「熟成」なのです。
ちなみに、デニス・ギャスティン氏は、84~88年、外交官として東京に在住した親日家です。日本のワイナリーとの親交も厚く、日本ワインの英語圏への情報発信の役割を担っています。

翌22日は、デニス氏を囲む食事会に参加。オーストラリアワインの先進性と海外資本がいかに注目しているかをみっちりレクチャーして頂きました。(kimijima)

2008年 8月 27日 EVENT(食の世界の様々なイベント) |

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