教文館で“キャラメルおじさん”に出会う
初版本モチーフ缶入り!「BUSHIDO」キャラメル発見
■銀座・教文館で手にした青木正児の『華国風味』が面白く、向かったレジ脇で、「武士道キャラメル」なるものを発見。不思議に思い店員さんに尋ねると、新渡戸稲造にちなんで北海道で企画・製作されたお土産品とのこと。
『BUSHIDO』を以て日本人の高い精神性、道徳性を欧米に知らしめた新渡戸は、大の子供好きでもあり、会う子供ごとにポッケに忍ばせたキャラメルをあげて“キャラメルおじさん”と慕われていたのだそうな。
教文館といえば、キリスト教関連書籍。新渡戸といえば、敬虔なクエーカー教徒。そんな繋がりで取り扱っているのかしらん、なんて勝手な想像をしつつ、店長の森岡さんに「買ってみました。」とご報告。
「8粒で630円は高いよねー。でもこのブリキの缶に手が掛かっているらしいんだよ」
聞けばキャラメルが入った缶の意匠は、なんと「BUSHIDO」初版本がモチーフ。薄藍を基調に日の出とサクラが配置され、帯には丸メガネをかけた新渡戸の近影が載っている(新渡戸の業績をまとめた豆本付き)。人気で品薄というのも頷ける素敵さだ。
都内では教文館のみの取り扱い。興味がある方はお早めに入手されたし。
ちなみに教文館では、日本語版(佐藤全弘訳:教文館、矢内原忠雄訳:岩波文庫)はもちろん、本家英文版『BUSHIDO』も取り扱っている。(watanabe)
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■今週の「逸品ものがたり」は、赤坂「しろたえ」のシュークリームです。1976年創業の老舗で、当時から変わらぬ味のシュークリームは、向田邦子もお気に入りだったとのこと。しっとり柔らかい皮にはとろりんとしたカスタードクリームがたっぷり包まれています。卵と牛乳の甘さがやさしく、どこか懐かしさを感じさせる味わいです。(yagi)
詳しくは、本日の『朝日新聞』朝刊をご覧ください。
*連載は東京および関東の『朝日新聞』マリオン欄(毎週木曜日)に掲載されています。横浜市のみ、翌週火曜日の掲載となります。
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