一流店&トレンドを知り尽くしたソワニエの意外な選択
■普段はもっぱら料理人やソムリエ、生産者など“つくる側”“伝える側”を取材する機会が多いこの仕事。でも今月号「客が三ツ星の店」のテーマはずばり「客」……ってことはお客さんを見せなきゃね、と特集冒頭で4人のソワニエにご登場いただきました。
雑誌、TV、プロデュース業とマルチに活躍する石川次郎さん、『ディア・ピョンヤン』で一躍世界の注目を浴びたドキュメンタリー監督の梁英姫(ヤン・ヨンヒ)さん、ビバリーヒルズと広尾の家を行き来する気さくなセレブ、アンリ・シュロフさん、常に時代を象徴するバー・レストランを手掛けてきた三田「アダン」オーナーの川内一作さん。いずれも国内外の一流店やトレンドに敏感な方々です。
「行きつけの店で撮影させてください。ジャンルは問いません」とお願いしたところ、4人から挙がってきた「行きつけの店」にびっくり。どんな高級店、あるいはイマドキな店が挙がってくるかと思いきや、そのセレクトは渋い!の一言。
でもお店にご一緒して、なるほど~と思いました。なんというか、ブランドや流行のファッションを追いかける時期を経て、ようやく自分らしい着こなしが身についた、わかる人にだけわかるお洒落と共通するものがあったのです。仕事柄なかなか行きつけを作れませんが、店にしっくり馴染んだ4人の写真を眺めつつ、「うーん、早くこの境地に辿り着きたい」と思ったのでした。(sone)
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2008年 4月 14日 今月の『料理通信』 | 固定リンク
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