パン好き、必見!
■エコを意識して、マイ箸、マイバッグなどを持ち歩いている方も多いと思います。オグラは一時期マイソムリエナイフを持ち歩いておりました。持ち歩いていた理由は、ただただ「かっこいいから」。安直ですな。しかしながら、『料理通信』編集部にはライバル・アンナちゃん(アレッシィ)がいます。アンナちゃんは、誰が使ってもするりとコルクを抜いてくれる八方美人で働き者。徐々にオグラのソムリエナイフは出番が少なくなり・・・。連載「キッチンウェア」撮影のため、ビクトリノックスから商品をお借りした時のこと、「こんなナイフがあるんですよ。ご参考までに」と一緒に送られてきたのがコチラ、「ベーカーズナイフ」。パンのための携帯ナイフです。実はすでに本国では生産が終了してしまっていたのですが、現地や見本市で見た日本のシェフたちから「あのナ
イフが欲しい」という強い要望があって、数量限定で日本に輸入したのだそうです。折りたたみ式で切れ味抜群。柄の部分のつや消しの赤もステキです。早速マイナイフ候補にエントリー。
ちなみに、いい切れ味のナイフを手にすると必ず指を切るオグラ。10年前に顧問・齋藤のお土産、ラギオールのバターナイフ(!)で指を切り、5年前ウェンガーのスナックナイフで指先をすばらしく薄く切り落とし、広尾病院に急行。今回のベーカーズナイフでは、折りたたもうとした時に。やっぱり編集者は、切れ味を身をもって体感しないとね(ちょっと違うか)。ちなみにベーカーズナイフは昨年6月初旬から発売中とのこと。
キミジマによれば、ショコラ研究家・小椋三嘉さんはショコラのテイスティング用にマイナイフを持ち歩いているそう。でも、フランスのショコラ愛好家集団CCCの方々に「そんな切れないナイフじゃだめだよ」と指摘されたそうです。当然、CCCメンバーもマイナイフを持っているとか。切れないナイフじゃ、ボンボンの薄い上掛けが崩壊してしまいますものね。ショコラ用ナイフ、あったらいいのにな。ぜひ開発していただきたいものです。でも、普通の人はボンボンをナイフで切り分けたりしないですかね。(ogura)
■そうそう、次号『料理通信』6月号のトピックは、パン企画です。本格的ブーランジュリー、増えましたよね。ハードなパンの味わいは格別です。でも、やわらかいパンも抗えないのが私たち日本人。「パン・ヌーヴォー2008」、キーワードは“毎日食べたいパン”です。お楽しみに。
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