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2008年4月11日 (金)

大人の男の大人な対談

Taidan『料理通信』5月号「客が三ツ星の店」特集の巻頭は、宇田川悟さんと宮下裕史さんの対談です。フランス料理の語り手として代表的なお二人ですが、実はこの対談が初対面! 担当者は、お引き合わせにあたり、「相性が悪かったら、どうしよう」と、気が気でありませんでした。

不安を抱えつつ、会場の東京會舘(日本の本格的フランス料理幕開けの館)へ。名刺の交換が済んで、いざ対談がスタートすると、「さすが大人の男の会話だわ……」。人生の機微を知り尽くした男(なんて言い方をすると、お二人がまるで年寄りみたいですが、そんなことはありませぬ)でなきゃ言えない台詞のやりとりで、さっきまでの心配はどこへやら。宇田川さんはフランス在住歴が長かっただけに、フランス流のシニカルな発言がポンポン飛び出すし、宮下さんは日本人的な慈愛に満ちた言葉を繰り出す、といった対比も面白く――。

002担当者の司会進行の必要もなく、というより、進行役が口を挟む間もなく、会話が成立してしまい、やや拍子抜け。会の対談前の心配は杞憂に終わりました。まあ、考えてみれば、喧嘩してやれと思って対談に臨む人なんて、そうそういないわけですが。(kimijima)

006『料理通信』5月号対談にもある通り「惚れた女のことしか語らない」と決めた宮下さんが正真正銘惚れた店への愛を綴った新刊『続 職人で選ぶ 45歳からのレストラン』が、4月10日、発売になっています。

2008年 4月 11日 今月の『料理通信』 |

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