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2008年4月13日 (日)

リーデル家11代目マキシミリアン氏とは

当主インタビュー、大好きです。100年、200年続く家系が生み出す品格には抗いがたい魅力があります。「あぁ、この人でなければ絶対言えない」という言葉が発せられ、感動して帰途につくことになるのです。

「ワインの味を正しく伝える」グラスで有名なリーデル家の11代目(オーストリアで250年以上続く家系です)マキシミリアン氏(次期当主ですね)が来日すると聞き、インタビューに駆けつけたのは言うまでもありません。その内容は『料理通信』6月号をお待ちいただくとして、ここでは、4月3日、マキシミリアン氏を迎えて「レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ」で開かれた「ソムリエ ブラック・タイ ディナー」の模様をお伝えしましょう。

Dscf1331 「ソムリエ ブラック・タイ ディナー」というタイトルから、「ソムリエさんたちが正装して集うパーティ?」と思ってしまいそうですが、「ソムリエ ブラック・タイ」とはリーデル社のワイングラスの新シリーズ名。ハンドメイドのクリスタル、従来より背が高く、部分的に黒を配したスタイリッシュなデザインが特徴です。その発売(6月1日から)を記念してのパーティ、というわけで、ワイングラスはもちろんリーデル、料理もクリスタルで統一されました。

これが「ソムリエ ブラック・タイ」。赤ワイン用は脚が黒、白ワイン用は台が黒です。


新しいワインが注がれる度に、マキシミリアン氏自ら、ワインとグラスの関係について解説。「このピノ・ノワールを、さきほどのシャルドネのグラスに注いでテイスティングしてみてDscf1306_3ください。ほら、味わいが消える……」と、フロアはワークショップの場に。ドレスアップした面々が、成澤由浩シェフの料理を堪能しつつ、コルトンやルビコンを教材として、11代目自身のレクチャーによるワークショップを受ける……こんな贅沢な機会、そうそうあるものではないですね。
 
「ピノ・ノワールをシャルドネグラスに移して飲んでみましょう」との声で一斉にワインを移し変える出席者。ディナーという名のワークショップですね。

Dscf1301 リーデル家の当主は代々デザイナーでもあって、マキシミリアン氏は、2003年、脚のないワインタンブラー「リーデル・オー」を世に送り出しています。ワインが気軽に楽しめるとして、アメリカで大人気を博しました。そのグラスが、今回のディナーでは彼のアイデアで料理の盛り付けに使われたんですよ。

マキシミリアン氏のデザインによる「リーデル・オー」の中は、ホワイトアスパラガスの前菜。お箸で食べるんですよ。

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桜のスモークを閉じ込めた「リーデル・オー」をそっと持ち上げると、桜マスのタルタルが姿を現します。


Dscf1369_2 自分でデザインしたデカンタで自らテーブルを回ってワインを注ぐマキシミリアン氏。その姿には、当主となるべき人物のホストぶりが溢れていました。(kimijima)



マキシミリアン氏自ら、自分でデザインしたデカンタでルビコンを注いでくれました。

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左:テーブルウェアはドイツのクリスタル「ナハトマン」で統一。テーブル上に光と影を描き出していました。料理はシャラン鴨のロースト。

右:デザートは、オーストリアの国旗をモチーフにしたイチゴのジュレとブラン・マンジェ。

2008年 4月 13日 雑誌制作の舞台裏 |

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