フードアドレスにストックされる店
■現在、入稿に向けて格闘中の『料理通信』4月号(3月6日発売予定)は、“フードアドレス”がテーマ。年間300日以上も料理店に足を運ぶという最強の食のプロたちに、選りすぐりのお薦め店を紹介していただきます。取材に回っていると、つくづく「あぁ~キャパが広い!」と感心させられます。接待向きのリュクスな雰囲気のお店から、立ち食い蕎麦にいたるまで、幅広くおさえているんですね。もちろん、どれを食べてもおいしい。お店選びにいつも悩んでいる方、必見です!
■さて、今週の「逸品ものがたり」で紹介している「レストランキャンティ」も、そんな舌の肥えた文化人たちのフードアドレスにストックされてきた、創業約50年の老舗イタリアンです。三島由紀夫や黒澤明など、錚々たる面々が夜な夜な集い、語らったといいます。栗のペーストに、オレンジマーマレード、シナモン、コアントローを混ぜ込んで、チョコレートスポンジで巻いたロールケーキ「ネスラード」は、今も創業当時の味をそのままに残しています。(yagi)
■TRIPPA通信+1よりINFORMATION
Une Lettre de Nice>>>
「松嶋啓介のニース便り」を更新しました。
料理研究家でピエール・エルメ氏の元奥様、フレデリック・グラッセ・エルメさんのフードアドレス公開?!松嶋シェフのパリ観光をガイドしています。
2008年 2月 14日 | 固定リンク
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