マーク・デュコブを知っていますか?
~ベルギーの実力派若手パティシエ来日~
■ベルギーの実力派若手パティシエ、マーク・デュコブ氏(『料理通信』2月号P.21でご紹介)が来日しました。来日は3度目ですが、彼のショコラが店頭に並ぶのは今回が初めてです。
2001年、ベルギー有数のチョコレートメーカー「カレボー」によるチョコレートコンクールで優勝し、第1回「ベルギー・チョコレート大使」のタイトルを獲得。2003年には第8回クープ・ド・モンドにベルギー代表として出場し、「エーグルドゥース」の寺井則彦さんらと競って3位に輝いた逸材です。
ベルギー在住のジャーナリストさんからの情報では、「腕はもちろん、人柄もすばらしい」。会って納得でした。穏やかで、温かくて、真摯。キミジマは瞬く間にファンに……。
■マークさんのお店は、ワーテルローにあります。2003年にオープンしました。厨房スタッフは5人。小さなお店です。ベルギーのチョコレートと言うと、「ゴディバ」「ノイハウス」のような大きなブランドの印象が強い。「ゴディバにはゴディバの良さがあると思うのです。僕みたいな小さな店は、いつも自分たちの手で作っている良さがあると思いますね。チョコレートを感じながら作る中でヒントを得て、すぐに次のクリエイションに生かしていける」。
ベルギーでは、カレボーのような大きなチョコレートメーカーが、マークさんの店のような小さい作り手に対しても、オリジナルのクーベルチュールを作ってくれるそうです。「パティシエが求める味のブレンドにしてくれるんです。自分の考えを反映させてくれるメーカーがあることはありがたい。彼らに支えられています」。
「マークさんが作るチョコは他の人とはここが違うというポイント、教えてください」とお聞きしたら、「小さな子供からおばあちゃんまで、誰にとっても、あ、これ食べたいと思うチョコが入っている、そういうプラリネ(ボンボン)の詰め合わせであること。いろんな味、いろんな形、いろんな香りのチョコが入っていて、蓋を開けた時に、誰もが何かしら自分の好きなチョコを見つけられる、そんな詰め合わせ」。本当に優しいんです。「マーク・デュコブのチョコレートは、5人のスタッフみんなで、どういう味がいいだろうかとディスカッションしながら仕上げていったものなんですよ。僕の味というより、みんなの味だ」。そんなこと言うシェフ、めったにいません。⇒大事に抱えて持ってきてくれたマカロン(フェアでは販売されません)。
■1月30日に来日し、東京、横浜、松山、大阪と各地を回って、2月3日、帰国の途につきました。「松山では売り場に行っただけ」と聞いて、「あ~あ、道後温泉に入れてあげたかった」と言ったら、「La vie de la Patissier(これがパティシエの人生さ)」。いたって淡々としたものでした。「今回一番驚いたのは、横浜駅のホームの鳥の鳴き声」。「え、こんな所に鳥がいるのか、とびっくりして、見回したら、スピーカーから流れてくる音声だった。そのことにもっとびっくりして、思わず写真を撮っちゃったよ。鳴き声は写真に写らないけれど、見る度にあの鳴き声を思い出すだろうな」。
マーク・デュコブのチョコレートは、髙島屋各店のバレンタインフェアで購入できます。(kimijima)
日本橋高島屋「天一」でてんぷらを食べました。てんぷらもさることながら、柚子に興味津々。職人さんから柚子を見せてもらっていました。
たまたま食後に柚子シャーベットが出て、マークも喜ぶ。
●髙島屋「アムール・ド・ショコラ」サイトはこちらから
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