せめて舌だけでも
■クリスマスを1カ月後に控え、夜の街がキラキラと輝き始めました。赤、白、青、緑。色とりどりのイルミネーションが街を彩っています。急に寒さが増して体は縮こまっているのに、歩く人の顔はどこか浮き立っているよう。
・・・・・・と、そこにものすごい速さで通りすぎる人影が!『料理通信』編集部です。ものすごく速いんです、歩くのが。もはや競歩の領域。前を行く人を次々にゴボウ抜きし歩く姿に「成長したね」と誉められる(?)、2年目のヤギ。歩く速さは編集部で生きてくための必須条件なのであります。
そんなワケで、イルミネーションもクリスマスソングも、編集部の目と耳を一瞬で後ろに流れていき、なかなかゆっくりとは堪能できないのでした(悲)。
しかし、代わりに舌を喜ばせてくれるのが、この時期ならではのヨーロッパ伝統菓子の数々。パネトーネ(イタリア)に、シュトーレン(ドイツ)、ケーニヒスクーヘン(ウィーン)。慌しい編集部にも年末気分を届けてくれます。
今週の「逸品ものがたり」で紹介している「こしもと」のクリスマス・クッキーもそんなお菓子のひとつ。ドイツの店や家庭で作られ、天井やツリーに飾られたり、贈り物にもされています。香辛料とハチミツを効かせた生地は味わい深く、星、ハート、花etc.と形もかわいらしい。見て楽しく、食べておいしい、人が集まるこの時期にもってこいのお菓子です。
詳しくは、本日の『朝日新聞』朝刊をご覧ください。
*連載は東京および関東の『朝日新聞』マリオン欄に掲載されています。掲載は毎週木曜日で、横浜市のみ翌週火曜日となります。
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■12月号『黒板メニューの店 ガイド&レシピ』P.80の内容に誤りがございました。
「チェリーテラス・代官山」問い合わせ先の電話番号は、正しくは以下の通りです。
●03-3770-8727
訂正してお詫び申し上げます。
2007年 11月 29日 INFORMATION | 固定リンク
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